コストコのお肉売り場周辺のフリーザーには、国内海外メーカーのハム・ソーセージ類が所狭しと並んでおります。
特に生ハムは、メーカーによって、風味や塩気など微妙に違ってくる食材なので、口に合わないものを買ったときの残念さたるやハンパじゃありません。
万が一口に合わなかったとしても返品できるのがコストコの良いところなんですが、返品しに行くのがめんどくさいですからね。
そこで「どれが一番美味しい生ハムなのか」というのを過去に検証して、解を出しました。
子供でも食べれるくらいクセが少なくて、味・塩気・食感・風味など総合的にドンピシャなので、詳しく紹介したいと思います。
Negroni(ネグロニ)コッパスライス
商品名:コッパスライス(生ハム)
内容量:250g
原産国:イタリア
価 格:1028円
コッパとは、豚の首の後の肩肉という意味。プロシュートとかに比べて知名度はありませんが、我が家では「コッパ食いてー」で通じるほど定着しております。
パッケージは初代iPadくらいのサイズ。1mmくらいに薄くスライスされた肩肉の生ハムが、キレイに整列しております。
内容量は250gと、国内のスーパーで売ってる生ハムより多いのではないでしょうか。
薄いので冷蔵庫に入れてもかさばりません。
1枚6g。40枚程度
1枚あたりの重さは6g。
40枚入ってるとして、一枚あたりの価格は25.7円。たぶん安いと思います。
とにかく薄いので、乱暴に剥がそうとすると、繊維に沿ってビリビリ敗れてしまいますのでご注意ください。
脂が口の温度で溶ける。ねっとりとした食感
一枚が薄いので、ハムを口に入れると体温で脂が溶けます。肉の部分もねっとりとした食感で、塩辛いけどちょっと甘い、みたいな。
一枚食べた後、すぐもう一枚食べたくなるパターンで、いつもやめどきが分からなくなります。
チーズみたいな、独得な臭いがするじゃないですか生ハムって。
あれニガテな人って結構多いと思うんです。
でも、このコッパはそういうクセも少なくて(ゼロじゃない)、美味しいのパロメータが上回りました。「生ハムの独特の匂いがニガテ」という小さい子でも食べれるはず。
そのままでも美味しいけど、加熱してもまた美味。
皿に何枚か出して、ブラックペッパーをかけただけで画になる生ハム。
パッケージを開けたらすぐ食べれるので、我が家では人が集まるときによく買っています。
ここ数年、クリスマスとか正月には欠かさず並んでいます。
このコッパ、そのまま食べても美味しいんですが、ちょっと火を入れてもまた美味しいんですよ。
BBQするときも、ツマミ的なポジションで用意してたのに、誰かがコッパを炙って食べだして、それが流行って一瞬でなくなることもあったし
パスタの具として入れたり、ピザのトッピングとかもいいかも。
そのまま食べるときは、室温が高いと脂が溶け出してデロっとしまうので、よーく冷やしておいた方がいいです。
夏場のパーティ飯としてはあんまりオススメしません。
生ハムって、お店で食べるとほんのちょっとしか出てこないくせに、結構立派なお値段なことが多く、お腹いっぱい食べたいけど、なかなか実現できない食材ですが
コストコで買えば、外食の半分以下に抑えられるんじゃないでしょうか。
どうしても塩分の量が気になりますが、それでもこれは食べたい!
「うおーこれ以上食べたら完全に塩分摂りすぎやん」って自覚しながらも食べてしまうので、みなさんも食べ過ぎには十分注意してください。
もしもコストコで生ハムどれにするか迷ったら、まずコレかっとけば間違いないです。