「鏡がないから練習できない」
↑いつまで経ってもダンスが上達しない人に共通する、ナンバーワンの言い訳フレーズです。
今のご時世、鏡がないと本当にダンスは練習できないのでしょうか。
「いや、できるし!」というのが僕の意見。
ダンスが上手になりたくてダンススクールに通ってる人は、レッスンを受けて満足しがちですが、
一番大事なことは【次のレッスンまでにどれだけ練習するか】だと思います。
鏡を見ずに練習すると、シルエットの確認ができないので、変な癖がついてしまうんじゃないか、という懸念はなきにしもあらずですが、ハッキリ言って何もやらないよりマシ。
やっぱり体を動かしてナンボです。
鏡がなくてもダンスの練習はできますから。マジで。
ということで、僕が実際に今やってる【鏡を使わない】ダンスの練習方法を紹介します。
鏡を使わない練習に必要なもの
- スマホorカメラ(動画)
- 三脚
- 音楽
この3つさえあれば、どこでもダンスの練習可能です。練習内容によっては、音楽がなくてもいけます。
僕の最近の練習場所は、大自然の中。もちろん家の中でもできますが、晴れの日は気持ちがいいので外に出てます。
人が全く通らない場所なので、昼間でも他の人の目とか全く気になりません。
▶JOBYゴリラポッドフォーカスはVLOG撮影におすすめの三脚
練習の様子を自撮り
スマホ(orカメラ)を自分に向けて固定して、録画ボタンを押して撮影するだけ。
最低限、画角(どのように写ってるか)は確認しておきましょう。あとは、思うがままに練習するだけ。
撮影した動画をあとで見直す、というところまでがこの練習方法のセットになります
客観的に自分の動きを見れるので、改善点や課題を自分で発見できます。
その部分を次の練習で詰めていけば・・・、練習する前よりは確実に上達しますよね。この練習方法で劣化する方が難しいです。
先程、「今のご時世」というフレーズを使ったのは、ほとんどの人がマイスマホを持ってる時代だから。
5年前じゃ、この方法を実践できる人は今よりうんと限られたかもしれませんが、今は小学生ですら持ってる時代。
スマホがなくても、動画撮れるカメラくらい家にあるはずです。スマホもカメラも全く持ってなければ、頑張って買いましょう、としか言えません。
“鏡を見ないでも動ける”練習も自然とできる
レッスンは鏡ありきで進行していきます。
ストリートで練習するにしろ、ガラスに反射した画を見て、常に自分の姿を確認できます。
しかし、ショーやコンテストなど本番で踊るとき、目の前に鏡がないので、慣れてないとフワフワして踊れないんですよね。
鏡を前にしたときと違って、目から入ってくる景色に自分の姿が入ってないので、ヨロヨロするんですよ。踏ん張りがきかないというか。いつもと違う感といいますか。
結局、人前でダンスを披露する場面っていうのは、自分の姿は見れないので、この状態で踊れるかがキモです。
動きそのものだけではなく、実はメンタル面もジワジワと鍛えられます。
練習動画を撮るメリット
普段の練習を動画に残すことで、いろんなメリットが生まれます。
- 鏡に映る姿とは違った視点で自分を見れる
- 鏡の前だと気づかなかった癖の発見ができる
- 繰り返し見て確認できる
自分の動きはどういう風に見えているか、を知ることができます。
鏡の前で動いてるだけでは気づきにくい部分だけど、ダンスが上手くなるためには必要な要素です。
「どこができてませんか?」
「どこを直したらいいですか?」
インストラクターに質問して、アドバイスをもらうのが一番手取り早いけど、
自分自身がどんな動きをしてるのか分析して分かってない状態なら、どんだけアドバイスが素晴らしくても吸収できませんからね。
自己分析は、ダンス上達においても死ぬほど大事なのです。
反復練習しまくって上手くなるより、よっぽど効率よく上達できます。
「練習は体を動かしてナンボ」と書いたことに矛盾しますが、動画として記録しておけば、体を動かせないときでも「練習動画を見る」という立派な練習ができます。
「思ったよりできてないな」とか
「右と左のバランス悪いな」とか
「もっとこうしたら良いかな」とか
「アゴがしゃくれてるな」とか
動画を見て自分で気づいたということは、他の人に見せてもそう見えてるってことですからね。
デメリットがあるとすれば、スマホで言えばストレージを圧迫することくらいでしょうか。その程度です。
こういう風に、前のめりで練習に取り組めているとダンスは楽しくなります。そして絶対に上手くなる。
ということで、久々にダンスの記事を書いてみました。
売り上げランキング: 2,696
道具を揃えてしまえばどこでも練習場所になるので、「鏡がなくて練習できない」という人は、ぜひお試しを!