スマホで撮影した動画ってキレイですよね。
カメラの性能も年々上がっているし、スマホなら手軽に撮影できるし、いつでも好きなタイミングで見返すことができるので、
気合を入れてビデオカメラや一眼レフで撮ること(がめんどk)も少なくなってきました。
ダンス教室の生徒が出演させてもらうイベントの引率のとき、僕は記録とチェックを兼ねて客席から撮影することが多いんですが、そのときも使う機材はカメラではなく、スマホ。
iPhone6s Plusなので、画質的には十分キレイなものが撮れます。
しかし、200gに満たないスマホでさえ、肩より上の位置に持ち上げて、長時間固定するのは苦行。
画面に集中していないと、枠から大きく外れてしまうことがあるし、撮り始めて5分を超えてくると、腕や肩に乳酸が溜まってきて、わなわな震えだすこともしばしばです。
自分では「しっかり撮れた」と思っていても、動画を見返すとグラついてたりフレームアウトしていたり・・・あんだけ辛い思いして頑張ったのに、そんな映像を見るとちょっと悲しくなりますよね(ー ー;)
そこで、購入したのがVelbonのコンパクト一脚。
スマホでの動画撮影の悩みを一発で解決してくれるのが、この一脚でございます。
Velbon(ベルボン)ウルトラスティックBK7
なるべく荷物にならないサイズで、持ち運びに特化したものを選んだ結果、購入したのがこちら。
【どこまで縮められるか】というのが最大のポイントで、これは一番小さくした状態で255mm。
〜製品仕様〜
全高:1370mm
縮長:255mm
重量:276g
推奨積載重量:3kg
最大脚径:27mm
段数:7段
「一脚」で検索してもらえると分かりますが、相当種類があって、機能も値段もピンキリですが、
携帯性を最優先した結果、少し値段が高くなってしまいました。
スターウォーズに出てくるライトセーバーみたいな棒ですが、一脚です。
フォースの使い手なら、ここからセーバーを出して武器にできそうです。
実重を計測してみると、パッケージ表記より8g軽くなってました。わーい。
同じメーカーの三脚も持ってますが、こちらは1kgオーバー。重くはないんですけど、持ち運ぶのにうんざりするサイズです。
主にスマホで撮影するために使うので、耐荷重は小さめですが、そこそこ重い一眼レフでもイケます。
8段で150cmという一脚と、さんざん悩みましたが、あえての7段をチョイス。
客席に座って使うことを考えると、MAX137cmの高さがあれば十分だという結論に至ったので、これにしました。
ちなみにこれは、ベルボンとビックカメラがコラボしている一脚で、他のメーカー段変形は見当たりません。
小さい・軽いは正義です。うむ。
この一脚を使った撮影スタイル
先日購入したスマホグリップ(SHOULDERPOD S1)と合わせて使用します。
全てをドッキングした図。このグリップにはネジ穴があるので、一脚とびったり固定できます。
このように、ストラップに手を通して一脚を握ることで、万が一の転倒を防ぐことができます。
この一脚の操作ですが、基本的には「シュっと伸ばして、左右に回してロックする」という使い方です。左右に30度づつくらい回転します。
このように中途半端な位置でもロックできるので、コツを掴みさえすれば数秒の操作で好みの長さにチューニングできます。無段階で高さを合わせられるのはイイ。
一脚の撮影スタイルを体感してしまうと「両手でスマホを固定する」というのが、いかに原始的な撮影方法だったのかが分かります。
とりあえず一脚をまっすぐ持つことだけを意識すればいいし、
上下のブレはほとんど無くなるので、慣れてくれば肉眼で被写体を見る時間が長くなります。
一脚を最小に縮めた状態にするとスタビライザーっぽくなり、スマホを鷲掴みにして撮影するよりも、ブレずに安定します。
動きなながら撮影するときは、このスタイルがおすすめ。
一脚の素晴らしいところ▶▶狭い観客席でも使える
パイプ椅子がずらーっと並んでるあの狭いスペースで、三脚を広げるってなかなか気が引けますよね。
スペースをとる三脚と違って一脚は一点で支えられるので、周りに迷惑になることもないし、三脚で撮影するよりも小回りが利きます。
自分が座ってるイスのスペースがあれば十分。なんなら2cm四方空いてれば十分。
セッティングも、捻って、伸ばして、捻るだけ、なので簡単です。
角度を細かく調整するなら雲台が必要
一脚+スマホグリップだけでは、上下の角度をつけるとき、一脚自体に角度をつけてその状態を保持しなければいけません。
これってコントロールするのが結構難しいと思います。
一脚をまっすぐ固定したまま、斜めのアングルで安定させるためには、雲台(うんだい)を装着すれば解決します。
雲台もVelbonで揃えたかったけど、一脚が思いのほか高かったので、こちらは安いやつにしました。
このように、雲台をかますことで、上下の左右を微妙な角度で固定することができます。
ダンスのイベントでは、座ってる客席よりもステージの位置が高いことが多いので、角度を微調整できると助かります。
ケースがないので、持ち運ぶときは雲台から分割する感じになりそう。ケースほしいな。
一脚はマジで全親におすすめ
【我が子の勇姿を映像として記録しておく】というのは、スマホのおかげでだいぶハードルが下がっています。
スマホだけでなく、ビデオカメラでも一眼レフでも、動画の撮影機能はどんどん進化していますが、
撮影する側の人間は、さほど進化していません。
手ブレしないために腕周りの筋肉を鍛えるより、一脚を使った方が遥かに安定していい動画を撮影できます。
驚くほどブレは軽減するし、驚くほど疲れないし、驚く程小さい。
操作に熟練の技術が不要なので、誰が使っても安定するというのもいい。
カメラなど撮影するメイン機材は、お金がべらぼうにかかりますが、 現在持ってるスマホでも、撮影環境を整えることで動画のクオリティを上げることができます。
がっちりした一脚もありますが、ペットボトルくらいのサイズでバッグに忍ばせられるようなコンパクトサイズがオススメです。
運動会・入学式・卒業式・ダンスのステージ・ピアノの発表会など、我が子を撮影する機会はこれから沢山増えてくるので、大事に使っていきます。(高かったし)
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