車検直前、フロントガラスに変な影があることに気づき、触って確認したところガリガリっと嫌な感触が。
そう、飛び石キズです。
高速道路でもらったやつだろうと思いますが、これはiPhoneの画面割れ以上にショックな出来事。ガラスのキズは心が傷つきます。
そこで、色々と調べたんですけど、フロントガラスの修繕費用って高いんですよ。いやー高い。
業者に持ち込むと、補修するにも1~2万交換するにも数万円(例ガラス6万+工賃2万とか)かかるらしく、そんなお金があったら新しいガジェットに使いたいので
とりあえず、ホルツのガラスリペアキットを使って、自分で補修してみることにしました。
結果、車検には無事通ったんですけど、実際に使ってみた感じたことや、注意点をまとめておきます。
Holtsホルツガラスリペアキット
「フロントガラス 飛び石 補修」みたいなワードで検索してみて、一番雰囲気が良さそうなホルツを選びました。
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車を運転してもう15年以上経つけど、飛び石くらったのは初めてで、修理修繕系のDIYってあまり経験がないんですけど、
Youtubeの公式チャンネルで、このリペアキットを使った施工動画があったので、実際の手順をイメージしやすかったのが決め手。
裏面の情報量(特に注意書き)は多め。傷の種類、大きさ、深さによっては使えない場合があるらしい。
パッケージ側面でも使い方の手順を確認できますが、動画を見た方が100倍分かりやすいです。
ガラス補修の様子
傷の直径3mm程度で、ひび割れもない状態だったことが不幸中の幸い。
表面の傷は大したことないんですけど、ガラス内部の亀裂の影が車内に映り込んでて、絶対に取れない汚れ状態でとても目障りでした。
「どこまで消えるんやろか」とドキドキしながら、動画を参照し作業を進めていきます。
傷の部分にUVレジンを注入し、ピストンで抑えてる状態がこちら。2回くらいやっても全然変化がなかったので、かなり心細くなったんですけど
3回目くらいから、「あ、傷が少し消えてる」というのがわかったので、念には念を入れてということで、合計で10回くらい丁寧に繰り返しました。ここは時間かけすぎるくらいでちょうどいいと思います。
車内から傷の影が消えたのを確認して、表面の補修作業。
UVレジンをポトリと垂らして、フィルムで覆って密着させます。
日光に当てて、レジンを硬化。
付属のカミソリを取り出して
硬化したレジンを削いでいきます。一回で削り取ろうとせず、色んな方向から、一定の角度で動かすのがポイント。
※アフターの画像を撮り忘れたので、後日ここに掲載します。
仕上げ作業の途中でレジンが固まる
ガラス表面の仕上げをしたんですが、「ツッ」とした感触がまだ残ってたので、もう一回繰り返そうと思ってたところ、液体のレジンがカチカチに固まってしまいました。
「レジン容器を日光に当てるな」という旨の注意書きも確認してたし、日陰で作業してたので大丈夫だろうと思ってたんですけど、それが甘かった。
日陰でもじわじわと紫外線が当たってたんでしょうね、きっと。
結局インジェクターの中に残ってた固まってないレジン液をかき集めて、なんとか2回目の仕上げができたんですけど、これは痛い凡ミスでした。レジン液だけでバラ売りしてくれればいいんですけどね。
レジンの容器は、必ず袋の中に収納しておきましょう。
ホルツガラスリペアキットを使用時の注意点まとめ
- 動画を見ながら作業すること。
- レジン注入作業は、10回くらい繰り返すこと。
- レジンの容器は、常に袋に入れておくこと。
- 表面仕上げ時のカミソリの角度。
車の修理修繕系DIYの完全素人の僕でも、なんとか一人でできたので、おそらく誰でもできると思います。
そして、「諦めないこと」
これが一番大事な気がします。
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レジン注入して変化がなかったとき、諦めなくて本当によかったです。
※浮いたお金で、GoProHERO6買おうか検討中。