コストコのハムのコーナーをまじまじと見てたら、Negroni(ネグロニ)のシリーズがめっちゃ安くなってることに気づきました。
だいたい1000円くらいの価格帯をふよふよと漂っていたイメージですが、パッと見たら700円台になっとる!
興奮しました。
一番好きなコッパ(COPPA)も1000円を切っていたんですが、今回はあえて食べたことない“サラミナポリ”を購入することに。
Negroniサラミナポリ <購入時点>
商品番号▶536048
価格▶¥778
内容量▶250g
Negroniブランドは、イタリア原産の本格的な生ハムで、この整然と並んだサラミのスライスを見ただけで、ボーノそう(美味そう)な雰囲気が伝わってきます。
サラミって、ハム系の食品の中でもクセがなくて食べやすいですよね。
ビールのつまみに大人がいつも食べてるカルパスとか、子供のとき大好きで大好きで、「これ発明した人天才だわ」と思いながら食べてたのが懐かしいなぁ。うん。
しかし!
開封した瞬間、事件は起こりました。
クセが強いんじゃ。
超絶発酵臭!
なにコレめっちゃくさい!
チーズ並にくさい!
思ってたのと違う!
僕の脳みそには「サラミはクセがない美味しいもの」という情報が、幼少期に刷り込まれていましたが、
開封した瞬間、僕が知ってるサラミの香りとは程遠い“強烈な発酵臭”が舞い上がり、鼻に突き刺さりました。
よく言えばクセ強めのチーズみたいな。
生まれて食べたサラミがこれなら、たぶんその後の人生サラミ嫌いになりそうなくらい強烈なクセです。
あんまりクセが強いの得意ではないので、「あ、やっちまったやつだ」と思いました。
一枚あたりの重さは5g。全部で250gなので、1パッケージあたり50枚ほど入ってる計算になります。一枚約15円ほど。
ビタっと貼り付いてるので、丁寧に剥がさないとすぐに破れてしまいます。
塩分は強め。コショウ感がもっと欲しい
厚さは1ミリくらい。向こう側が透けて見える一歩手前。一枚にするとさっきよりニオイは少なくなるけど、それでもかなり存在感があります。
奥歯の奥がキュッとなるくらい塩味がしっかりしていて、薄くスライスされてるけど、歯ごたえはしっかりしています。
噛み続けると脂も溶けて、肉の旨みが出てきます。そひて、チーズを食べたときの風味が鼻から抜けます。サラミ食べた後とは思えない後味が不思議。
個人的には、ブラックペッパーのピリっとした辛さが好きなので、このサラミだとちょっと物足りませんが、本場のサラミって、こういうものなのかも。
強烈なクセが逆にクセになる!
開封したときと、一枚目を食べたときは、そのクセの強さに圧倒されていましたが、
二枚、三枚と食べ進めるにつれて慣れてきて、今やこのクセが逆にクセになる始末。
開封したときの「やっちまったかも感」は完全に消滅して、むしろ好きになっています。
口に入れたときの食感がコッパに似ていてスゴくいい。口の温度で溶ける感じ。
そして、奥さんに一枚食べさせたんですが、口に入れた瞬間「何コレ・・・」という言葉を残して直立不動になりました。
クセが強すぎたみたい。
この風味や酸味の強さは、好みが真っ二つに分かれるやつなので、もし購入するときは、食べる人の好みを把握しておきましょう。呑兵衛は完全に好きだと思います。
ネグロニシリーズのハムは、めっちゃ乾燥に弱いので、保存するときはラップをかぶせて可能な限り真空状態になるようにするのがポイントです。
乾燥してミイラみたいになると美味しくないので、そのときはパスタの具とか、刻んでサラダに入れたり、という使い方で消費するのがオススメです。