カメラを三脚に固定する”クイックシュー”を探すこと数ヶ月、ようやく納得のいくモノに出会いました。
Amazonで見つけたこちらのクイックシュー付き自由雲台なんですが、¥2000台という高コスパなのに、価格に見合わない機能性と質感で
もう「すんばらしい」の一言。
見切り発車で2個注文したんですけど、正解でした。もう一つ欲しいくらい。
商品情報<購入時点>
メーカー▶TRIPLE TREE
価格▶¥2399
耐荷重▶15kgまで
製造国▶中国
シンプルな箱に入っております。
内容物は、雲台本体・ネジ変換アダプタ・取説(日本語)で、余計なものは一切入ってません。
開封してまず思ったのが、このアルミボディの質感のよさ。
中国製だし価格が価格なので全然期待してなかったんですけど、ボディが高級感をまとってるし、各パーツの操作感もよくて、いい意味で裏切られました。
360度回転するボールヘッドの雲台で、各部分のグリグリを回して角度調整をするタイプです。
イラスト入りの取説で、分かりやすいです。
真上からだとこんな感じ。アルカスイス互換のプレートで、水準器も搭載してます。
カメラに固定するネジは、このタイプのやつ。固さもちょうどよく、コインのやつじゃなくて良かったー。
こちらが底面。三脚ネジの径は3/8ですが、付属の変換アダプターで対応できます。
三脚側にアダプターを装着することで、自由雲台をパイルダーオンできます。
iPhoneをセッティング
iPhoneでセッティングしてみた図がこちら。スターウォーズに出てくるどデカいメカみたいになりました。
土台・雲台にしっかりと重さがあるので、チルトしても全くグラきません。抜群に安定してます。
また、嬉しい仕組みとして、プレートについてる金属の出っ張り部分(前後に付いてる)が落下防止機能を果たしてるので、
多少締めがアマくても、そのまま落下することはありません。うっかりミスを防いでくれます。こういうのすんごい助かる。
この雲台を複数台持ってると、シーン毎にアングルを替えたいときも、着脱が数秒で済むので、マジで楽です。
左→右に移植するときも、ロックを解除して、乗せ替えて、ロックするだけ。
これをまともに付け替えようとすると、1回1分以上消耗するハズだし、何度も付け替えてらんないですからね。クイックシュー大事。
一眼レフでも余裕でホールド
1kgくらいあるCANON EOS60Dを装着してみた図がこちら。
iPhoneのときよりも、各ネジの締め付けを強くする必要はあるけど、微妙な角度でもガッチリとホールドしてくれます。
僕はiPhoneで使用することがメインですけど、今後一眼レフを使うパターンが出てもこんだけしっかりしてれば安心して使い回せます。
ちょっと残念なところもある
使ってみて残念に感じたのが、プレート付けたまま平置きしたときに水平をキープできないこと。
プレートの構造上これは仕方ないんですけど、平置きしてグラグラするのはやっぱ気持ち悪いですね。
ここを超ストレスに感じる人はいるかも。
あと、“アルカスイス互換”ということだったので、互換の安いプレートをAmazonで買ってみたんですが、その互換プレートは使えませんでした。
表記されてたプレートの寸法は合ってるけど、互換プレートと接触するシューの土台の形状がズレてたみたい。これは買わんと分からんやつでした。
お値段以上の自由雲台
マンフロットとかの、バネでガチっと着脱できるものに比べると、ネジを回して固定するタイプのこれはやや時間がかかりますが、安くてそこそこのモノを探してた僕にとってはドンズバ。
¥800くらいのアルカスイス互換のプレートがハマらなかったので、それならこの自由雲台をもう一つ買ってもいいかなーと思ってるくらい気に入ってます。
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Amazonではこれと全く同じで”刻印だけが違うもの”がいくつか売ってるんですけど、もしかしたら当たり外れはあるかもしれません。
メーカーのどれかが本家なんだろうけど・・・・・・少し闇を感じます。