氷水で冷やしながらホイッパーで撹拌して、ホイップしたあとは大量の洗い物が残ることでお馴染みのホイップクリーム。
家で食べる場合は、ウンザリするくらい手間がかかりますよね。
コーヒーやココアなどのドリンク用にちょっとだけ欲しくても、ケーキを作るときと同じ段取りが必要で、手間がはんぱないです。
このアンカーのスプレーホイップは、その煩わしい手間を全てすっ飛ばしてくれるホイップクリーム製造装置。
ブシュっとノズルを押すだけで、いつでもどこでも自由に好きなだけ生クリームが出てきます(500g)。
500gと大容量で700円弱というコスパの良さ
ケーキなどの本格的なお菓子作り用には、液体の生クリームを使うべきですが、こちらのスプレーホイップは、家でドリンクやスイーツのちょっとしたトッピングに使えるもの。
コーヒーとかパンケーキとか、ちょっとホイップクリームが添えてあると、雰囲気も違ってきますよね。
結構前から売ってる商品で、ベーカリーのケーキの試食のときに、このヒッポクリームを添えて出していたので、買ってみました。
500gのスプレー缶って、めっちゃデカいです。要冷蔵商品で、細いけど高さは2Lのペットボトル並です。
冷蔵庫の中でも存在感があります。
開封
蓋の部分にぐるりとテープが貼ってあります。
先端はこんな感じで、カパカパと取れるようになっております。
原産国はベルギー。クリーム(乳製品)の表示があるので、生クリーム風ではなく、ちゃんとクリームのようです。
賞味期限は結構長い。
使い方
使う前は軽く振っておきましょう。お皿に出してみると・・・・
「ジュゥゥゥ〜」
押すだけでちゃんとホイップクリームが出たー。
ケーキとかのデコレーションっぽい形で出てきました。
グルグル〜と出してみたけど、全然美味しくなさそう。キレイに盛り付けするためには、練習が必要です。
画像はないんですが、僕が見つけたコツは、
お皿とノズルをめっちゃ近づけて発射して、そのままノズルの位置を動かさないでおく
こすると、ポワーンと太くて丸い形が作れます。ノズルのギザギザ模様が出ない方が、おしゃれだと思います。
味→甘さ控えめ。独特の油っぽさを感じる
問題は味なんですが、海外産なのに意外にも甘さは控えめ。主役の味を上書きするような強さはありません。
ちょっとクリームが欲しい、コーヒーとかパンケーキなどのトッピングには向いています。
軽いんですが、ベタッとした口当たりで後味がアブラっぽくて、正直「美味い」とは思いませんでした。
味は、液体の生クリームをホイップしたものには及ばないですね。
ただ、冷蔵庫から出して3秒でホイップクリームが出る、という便利さは画期的。
活用するなら、サブ的な使い方がベストだと思います。
エッグスシングスのように、たっぷり生クリームをつけるパンケーキなら、手間がかかっても自力でホイップクリームを作った方が美味しいです。
イマイチなところ▶量が多すぎて冷蔵庫に眠ったまま消費期限を迎える
500gという量は、大人2人で消費しきる量ではありませんでした。
「油分が強い」というイメージが強くて、なかなか登場する場面がなく、気づけばほとんど使うことなく消費期限を迎えております。
どうしよう・・・・
ペットボトル1つ分のスペースを専有し続けているので、早いとこ何とかしたいんですけどね(-_-)
使い終わったら、冷蔵庫に戻す前に、ノズルの先端についた生クリームを落す、という作業を忘れずに。地味にめんどくさいけど、清潔を保つためには致し方ないです。
個人的な感想を列挙すると
- ちょっとホイップクリームが欲しい時に重宝する
- 安い
- けど量が多すぎて賞味期限過ぎた
- デカイので冷蔵庫の中での存在感ヤバイ
- きれいなクリームの出し方が分からない
- 毎回ノズルの掃除がめんどくさい
- 後味が油っぽくて単体では食べる気がしない
まとめると「完全に失敗した」です。よろしくお願いします。
安いを基準にしてしまうと、買った後のことまでイメージできてないことが多いので、冷静さを失わないように今後気をつけたいと思います。
試食で食べたときは、ケーキと一緒に食べたけん気づかんやったけど、単体でどんな味がするのかをもっと意識すれば良かったのかぁ(-_-;)
現場からは以上です。