2013年から不定期で更新を続けているこのブログ、最近の更新ペースたるやほぼゼロだったというのにも関わらず、とある記事が先月末に謎のバズりを見せてくれました。
★バズった記事★
【いいね15000】って、自分で褒めてもいいレベルだと思うし、この数値を超えることは生きてる間に無さそうなので、今回は自己分析してみることにします。
何がキッカケかは判りませんが、どなた様かが僕の記事を読んだ後【いいね!】のボタンを押してくれたことにより、数値が伸びて行ったわけなんですが、ここまで伸びるとは…と正直驚いてます。
そして、なんか嬉しい。これは単純に。
いいね15000超えた
という実績は、水戸黄門の印籠的な雰囲気もありそうじゃないですか。
Facebookページのいいねの数も60→130と約倍に増えましたし。元チームメイトからは「○○さん(超大御所)がいいねしとるよ!」とキャプチャ送ってくれたり^^
これまで31年間生きてきて、何か突出した実績があるわけでも無いし、ダンスの活動歴を振り返っても輝かしい経験は一度として無いわけで
2015年を振り返ったときの出来事の中でも、今回バズった経験は今のところベスト3に入ります。(1位は長男誕生です)
滅多に経験できないことなので『わーい、ヤッピー!』と、喜びだけで済ませるのはもったいない。
なんで無名ダンサーのブログの記事がここまで読まれたのか、ってことを考えることで、次回以降に書いていく記事の反応に繋がると思うんですよね。
ということで、何でバズったのか自己分析を書き置いておくことにします。
バズった理由①ダンサー以外の人の共感を得た
有名なダンサーもブログを開設していて、日々のなんちゃら的なヤツを書いてますよね。
認知度や読者数から言えば、僕のブログは圧倒的に不利。
でもバズったのは何故か…ってことなんですが、まず考えられるのが
【誰もこんなこと書いていない】ってこと。
ブログを運営してるダンサーのほとんどが「アメブロ」などの無料ブログです。
書いてる内容は、日記。
その人が何を食べたか、休日に何をしたか、出演するイベント&舞台の告知、ポエム的な何か、
ほとんどが芸能人が書いてるような“日記”なんですよね。
一方僕のブログは、独自ドメイン+レンタルサーバーで運営していて、お金をかけてます。
書いてる内容は、日記的なものは1つもなく、コラム的な読み物っぽいものが多いです。
いいねを多く獲得してる記事は、いわゆる【あるある】。
ダンサーあるある、で見かけたものといえば“Dewsの挨拶の記事”くらいで、一般ダンサーが書いてるものなんてネット上にないんですよね。
読んだ人が『それわかるー!!』と共感するようなネタで、かつ、ダンス以外のものにも共通していたことで、ダンサー以外の人にも多くのシェアを頂きました。
Twitterのリツイート数も3000を超えていますが、数万単位でフォロワーをもつユーザーさんがリツートしてくれると、一瞬でガバッとリツートの数が増えていくんですけど、F5ボタンを押すたびにガシガシ数字が増えて行く様子は震えました。
ダンスの記事ではあるけど、仕事でも音楽でもスポーツでも何にでも当てはまる部分があり、結果として色々な分野の人に共感してもらったみたい。
バズった理由②ライバルほぼゼロ
有名無名問わず、今の所僕と同じように情報を発信してる人が日本に存在してないというのも大きいです。
始めてiPhone3Gを販売したソフトバンクみたいな状態ですね。
ブログを更新してるダンサーのほとんどが“有名人っぽい日常公開系記事”を更新し続けるかぎり、ライバルゼロだと言えます。この先もしばらくこの分野では独壇場かもしれません(ニヤリ)。
ブログもってるダンサーって結構多いと思いますが、独自ドメイン+レンタルサーバーを使って、わざわざお金を掛けてサイトを運営している人自体少ないので、アメブロとの差別化もまた格別です。
MacやiPhoneなどのガジェット系の記事をメインとしているブログは腐るほどありますが、僕の書いてるテーマはライバルがまったく存在しない、というのがミソ。
ダンスってネットとも相性がいいんですよね〜。
バズった理由③大御所がいいねしてくれてる
ダンス界には各界と同じように“大御所”と呼ばれる方がいらっしゃいます。
世界的にも有名な人だと、フォロワーの数も桁違いです。
そういう方が【いいね】してくれると一瞬でシェアが増えます。
バズった記事は5月の中旬に書いたものですが、影響力のある方の目にとまれば広まるみたいです。
”あるある”系は強いフックになる
「アウトレットでスニーカーを3足ゲット!!」
「スタバでまったり休憩中!!」
みたいな日記記事が沢山の人に読んでもらえるのは、芸能人や有名な人だけ。
僕みたいな無名な人間が発信する情報には、何か・誰かの役に立つ要素が必要不可欠です。
あるある系の記事は読まれやすいですが、それだけじゃ多分ダメで、書く人のフィルターを通したものがベスト。基本的に経験したことを文章化しているので、書き始めると止まりません。
僕が書いたダンス系の記事は、少ないものですら数十のいいねが付いていますが、
問題提起するだけではなく、解決するための自分なりの考えも書いているので、同じ悩みの人が読んだときに共感してもらえる可能性が高いです。
あるある系の記事を垂れ流しても意味はなく、「なるほど」と何か学びを得られるようなオチに繋げることを意識する必要がありますね。
まとめ
ブログを書いていて一番虚しいことは「読まれないこと」。
読まれてない状態というのは、ゴミカス以下なんですよね。
このサイトを開設して2年弱ですが、ほぼ反応の無い状態が続いていました。お金をかけて運営してるのにも関わらず、ゴミカス歴長いです。
バズる前は一日100PV-200PVくらいですかね。今は落ち着いていますが、バズ中はリアルタイムの数字を見てニヤけていました(^^)
それでも続けていれば、陽の目を浴びることがある、という貴重な経験をすることができました。
かといって、盲目的に継続するのはバカなんですよ。
1記事1記事ベストを尽くして考動することで、いい感じの何かを引き寄せることができるんだろうなーと思いました。
バズを狙ったわけでもないし、タイトルで煽ったわけでもなく、
自分の考えを書いたものに反応をもらえた、という経験ができて幸せな気分になりました。
編集後記
僕はブロガーとして全くと言っていいほどの無名だし、ダンサーとしての活動に関してはさらに無名すぎて、存在しなかったのと同じくらいだと思います。
福岡で【31歳】という年代のダンサーはめちゃくちゃ少なく、ワンピースでいう幻獣種くらい少ないです。絶滅危惧種。
福岡の人だと分かると思いますが、この年代の現役ダンサーにたどり着くのは至難のワザ。暇な人は調査してみてください、多分いないので^^