先週から導入している格安SIM+モバイルルーターの組み合わせ。
無制限でつなげるSIMを使って固定回線の代替できたらいいなぁ、という淡い期待があり、実験中でございます。
現在契約中のU-mobileも「使い過ぎたら制限をかける場合があります」との注意書きはあるものの、実際どの程度通信したら制限かかるのかは公表されていません。
一見無制限なのに、使い過ぎたら制限するので、実質無制限じゃないんですよねー。
リサーチしたところ【3日間で2GB超えると200kbpsに制限】という情報が間違いなさそう。
200kbpsの速度って、スマホを持ってる意味がないほどのスピードなので、なんとかしてほしいところですけども、まぁ仕方ないんでしょうね。
でも、要は使い方なんですよね。 文句をブーブー言っても何も解決しないし、活かすも殺すもユーザー次第なので。
即解約するのもアレだし、せっかく契約したので【どういう風に使ったら幸せになれるか】というのを模索したいと思います。
そこで①どんな感じのスピード感なのか、②一日の中で混雑しない時間帯はいつなのか、というのを調べる意味で、1時間毎くらいで計測してみました。
計測データ
日付が変わった0時→3時のスピード。
通信する人が増える時間帯が終わる3時台になると、ぼちぼち速さを取り戻します。 たぶん3時以降は安定してこの速さをキープするものと思われますが、眠いので寝ました。
おはようございます。 朝9時→11時のスピード。
通勤時間帯は、やや遅くなる感じ。 2Mbps越えてれば、WEBページの閲覧は問題ないですね。
お昼です。 12時→14時台のスピードはこんな感じ。
昼休みは混雑するのかな。 13時以降は速さを取り戻していました。 14Mbps出てますが、瞬間的なものなのであんまりアテにならないですね。 安定して1Mbps以上を維持してました。
お昼下がりから夕方にかけて、15時→17時台のようすです。
17時前後から「あっ」と、遅くなったのが体感できるくらい遅くなりました。 1Mbpsを下回り始めるのが17時台ですかねー。
ピークタイムが始まる夜。19時→20時台の速さはこんな感じ。
1Mbpsをバッキリ下回るスピードで安定しています。 この速さになると、iPhone6sPlusもルーターもmacもただの高級文鎮になるレベル。 ちょっと調べ物をするにもストレスを感じる速さです。
ピークタイム後半の21時→23時台はこんな感じ。 PING値(反応の速さを示す値。小さければ速い)の値も大きく、ちゃーんと低速で安定しています。
検証▶2日で2GB超えしたところ…
3日2GBの速度制限の検証をすべく、2日間で2GBオーバーの通信をしてみたところ、こんな感じの速度で、現在通信しています(-_-)
アップロードの速度も遅くなっているので、これは完全に速度制限の影響だと判断できます。
いろいろ対策すれば使えなくもない。
今回のスピード測定をまとめると、
- 朝・昼の通勤通学・昼休み時間帯は一時低速になるものの、概ねストレスなく使える時間帯が続き、17時以降の帰宅時間帯ジワジワ速度が落ち始め、19時以降1時くらいまで実用出来ないほどの低速になる。
- 3日以内に2GB超えると、速度制限がしっかりかかる。
格安SIMを使えば、月々の通信コストを抑えることは簡単にできますが、問題なのは速度。
安くてもバカクソ遅ければ、ほとんど意味がないわけですからね。
逆に、実用レベルのスピードが出る時間帯は、新聞屋さんが動き始めるくらいの早朝から、17時くらいまで、といことなので、この時間帯はしっかりと使えるってことになります。
ピークタイムは通信しないとか、U-mobileがピークを迎えるときに、キャリアのSIMで通信したり、別のSIMに挿し替えたり、など対策すれば、運用できなくもない。
この速度計測をしてて一つ思ったのが、他のサイトで見かけるデータ通信の目安(Youtube動画なら2時間見れる・WEBページ2000ページetc)は、全然当てはまらなかったこと。
スマホでYoutubeを見る場合、画質は自動で最適化してくれるんですが、7分くらいの動画を数分見ただけなのに、100MB以上通信したことになってたりとか、速度計測のアプリを使うだけで10MBくらいもっていかれたりとか
「ほんとに使ってんのかよコレ」という情報がウヨウヨ転がってて、それが正しいか怪しいか判別できるようになりました。
やっぱ自分で使ってみるのが一番ですね。