全国のダンサーのみなさん、確定申告してますか?
僕はダンスでの収入はありませんが、毎年、個人事業主として収益を得ているので、確定申告を行っています。
インストラクター・バックダンサー・コレオグラファーなど、ダンスでメシを食べている人は、もれなく個人事業主(自営業)に当たるので、毎年確定申告の手続きが必要になります。
会計ソフトを使えば、税理士に頼まなくても自分で経理・確定申告の作業ができるのですが、これまでWindows対応のソフトしかなかったんですよね。
でも、昨年あたりからMacでも使えるソフト・オンラインサービスが増えてて、スマホのアプリからも記録できるようになってます。
「難しい」「とっつきにくい」
というこれまでの確定申告のイメージをぶち壊してくれるものです。
最近ではダンサーもMacのPCを使ってる人多いと思いますので、これから『確定申告どうしよう〜』と考えてる人にはちょうどいいかもしれません。
このサービスのおかげで、確定申告のためだけに持ってたWindowsのPCが不要になり
Macだけで全ての作業が完結できるようになりました。あざます。
計上すべきダンサーとしての収益
ダンスの仕事って、色々なものがあると思います。
- イベントやコンテンストの審査員
- バトルのジャッジ
- イベント出演料(ゲストとか)
- レッスン料
- 地方ワークショップ
- 振り付けの仕事
- ツアーダンサー
- バックダンサー
などなど、コンテストで獲得した賞金などはどういう扱いになるか判りませんが、上に上げた項目は収益として計上する必要があります。
スタジオ専属契約とか、正社員扱いなどで、運営側がきちんと税金関係を管理しているところは少ない(ハズ)なので、インストラクターとかやってる人は、ほとんど全員手続きを取る必要があります。
レッスンやショーの出演などで、毎月30万円の収益が上がっているダンサーAさんは、年間で360万円の収益が上がってることになります。
安心してください。
この360万円に対して税金が掛けられるわけではありませんので。
経費として計上できるものは?
ダンスの仕事をする上で掛かったお金は、「経費」として計上できます。
イベントで使う衣装代や、移動にかかるお金は交通費として計上できます。
また、発表会でリリースする自分作品作りの参考にと、観に行ったときの舞台のチケット代も。
仕事(ダンス)で使うのであれば、毎月買ってるスニーカーだって経費になります。
レッスン着や靴をぶち込む巨大なバッグ、曲編集をするのに必要なPC、レッスン中に使うiPadなどもそうです。
スタバで打ち合わせしたら、その時の飲み物代とか、食事代とかも計上できます。
意外とダンサーって金が掛かってるんですけど、そういった諸々のお金は、経費として利益から差し引くことができます。
さっきのAさんが、衣装代や交通費やらで毎月10万円の経費がかかっている場合(年間120万円)、360万円から120万円を差し引いた240万円が所得となり、課税の対象となります。
仕事と全く関係のないものは、経費として認められませんので注意が必要です。
有料だけどおすすめのオンラインサービス
僕が使ってるのは、弥生会計という定番ソフトのクラウドタイプ。
オンライン上で処理できて、スマホからでも扱えます。
有料ですけど、これにかかるお金も経費として計上できますので、安心してください。
複雑で初心者にとってはハードルが高いと言われる青色申告も、かなりサクサクいけましたので。
一番やっちゃダメなのが、確定申告しないこと。
ダンス業界って、言わばフリーランスの集合体なんですけど、2月あたりに全然ソワソワしていないのが不思議なんですよね。
「いやーまだ終わってないんだよね〜」とか「確定申告めんどくせー」なんて話題すら出てない気がするし、実際どうなんでしょうね。
脱税ダンサーが将来どうなろうが知ったこっちゃないけど(納税してないダンサーはクソカスだと思うけど)、弥生会計シリーズは扱いやすいのでこれから確定申告をするという方には検討の価値ありかと。
今だとキャンペーンで月額あたり1000円切ってます。