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70kg→61kgまでの減量成功記録

地方の若手ダンサーが今後ダンスで食っていく方法とは

dance_studio03ここ5年くらいでしょうか、ダンスのポジションが上がり、ちょっとしたバブルみたいな感じになってるのではないでしょうか。

ストリートダンスの認知が広まり、ダンスを軸にしたアーティストも増え、さらには義務教育にも盛り込まれ。

一昔前だと、突き抜けた実績のあるダンサーだけが「ダンスで食っていく」という特権を手にしていたと思いますが

ダンスが子供の習い事に定着した今【ダンスで食っていく】というチャンスは、20代前半の若手ダンサーにもあります。

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需要と供給のバランスが崩れてますからね。

スタジオを掛け持ちしてインストラクターをやってた30代のベテランダンサーが、続々と自分のスタジオを立ち上げ、独立した〜なんて話をSNSでよく見かけますが

じゃあ、そのダンサーが抜けて、若手にレッスンの話が降りてくるか、というとそんなことはない。 大半が独立後も、他のスタジオのインストラクターを掛け持ちしてることが多く、結局独占状態は継続するので、若手が食い込むスペースは無いのが現状。

ま、これまで築き上げてきた人気と実績があるし、ダンス人気が今ほどないアングラ時代からずーっと続けてるわけなんで、それは当たり前なんです。

やっと時代が追いついた、って感じすかね。 ベテランにとっては喜ばしいことだと思います。

ベテラン多すぎて若手のスペース無い問題

これ、お笑いの世界と共通してると思います。

あぶらの乗り切った40代の芸人の層は分厚く、高い壁となり、30代20代の芸人が活躍するのは至難のワザですよね。

ストリートダンスの業界も、ほぼこんな同じ感じです。

僕がスタジオに通ってた大学時代は、もう8年くらい前の話になりますが、その時すでにベテランだった方々は、今なお現役でゴリゴリ活躍しています。 ディライトとかも出てるし。

技術もメンタルも成熟しているのに、年数が経って、さらに色んな経験が積み重なるので、普通にダンスやってても追いつけないところまで行ってる気がします。

今後、多分若手にスペースが空く日が来るとしたら、何らかの形でベテランダンサーが絶滅する他ありません。

でも、そんな日はやってこない。

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若手ダンサーがダンスで食っていく(収益化する)方法は?

dance_studio02じゃあ「ダンスで食っていきたい」という若手ダンサーに 残された道は2つ。

A インストラクターの枠が空くのを虎視眈々と待つ。
B 自分で集客しダンス教室を運営する。

Aは読んで字のごとく。

福岡でいえば、市内(天神周辺)のスタジオでレッスンを持つというのは、ハナガタだと思います。 有名なスタジオのインストラクターになりたいのであれば、いつくるか分からない【空き】を待つのみ。

空いたとしても後任が決まってるパターンもあるので、司法試験突破並みに狭き門だと思います。

Bはハードルが高そうなイメージがありますが、実際そうでもありません。

「ダンスで食っていく」チャンスって、実は地方(地元)に転がっているんです。

地方(地元)でダンス教室を運営する

ライバルの多い場所(市内)で戦っても勝ち目はゼロ。

一方、地方(地元)には「ダンス習ってみたいけど、遠いから通えない」という人が、かなり存在しています。

 

【子供の習い事に定着している】というキーワードを理解するのは重要。

  • ダンスしてみたいなーと思ってる子供がいる
  • ダンスを習わせたいと思ってる親がいる

高校生になると、電車やバスを使って行動範囲が広くなるので、地方に住んでいても自分でスタジオに通うことができますが、

中学生以下は、行動範囲が限られているし、夕方以降外出するには親の同伴を義務付けてるところも多い。

親の視点からすると、市内のスタジオに通わせるにしても、送り迎えをするというコストがかかり、負担が大きいので腰が重くなります。

「ダンス習わせたいなー」と思っていても、物理的に実現できないケースが多々あります。

言葉はちょっとアレなんですが、若手ダンサーが狙うべきターゲットはここ。

砂漠で水を売る、という有名な話があるけど、

ダンスに興味があるけど習えなかった子供がいる場所で、ダンス教室を運営する、というのは需要と供給がドンズバでマッチします。

 

見ず知らずの土地で立ち上げるのは、集客が大変なので、自分の地元を中心に始めるのがオススメです。

dance_studio01①地域にある施設(スポーツ施設・公民館・体育館)で【ダンスが教えられる環境】を探して、②定期でレンタルして、③集客する、というスタートアップの手間はかかりますが

軌道に乗れば、ビジネスとして成立します。

個人でも十分やれるし、賃貸でスタジオを契約するよりも、こっちの方が圧倒的にコストとリスクが少ない。

集客やお金の管理など、全てを自分でやらなければいけませんが、雇われインストラクターよりも圧倒的に利益率が高いというメリットもあるし。

 

市内でインストラクターを掛け持ちするよりも、地元でダンス教室を立ち上げた人の方が、何倍も稼いでいるというケースもあるらしいです。

スタジオのピンハネがないので、経費を差し引けば全額利益ですからね。

しっかりと収益を上げてから、拠点となるスタジオ(城)を作っていけばいい話なので。

なんかこのチャンスある感じ、ワクワクしませんか??

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※ネットを活用した成功事例も

ダンスx動画

この2つはもの凄く相性がいい。カレーと白ご飯くらい相性がいいです。

動画といえばYoutubeですが、ここ1、2年Youtubeに動画投稿をして収益化しているダンサーが増えています。

「〇〇 振り付け」で検索したら出てくる、振付解説動画がわかりやすい例です。

再生回数はかなり高いし、チャンネル登録者数も多い。

ダンサー視点で見るとどう映るかは判りませんが、ちょっとダンスやってみたい人への需要を完全に満たしていますよね。

実際、振り付け解説動画というカテゴリはかなり需要があるので、今後も確実に伸びるけど、ライバルも多いくなるでしょうね。

こういう見せ方をやってると色んな方向から叩かれる可能性もありますが、そこを気にしない人だと出来ますね。 顔出しに抵抗ない人とかは即やるべきだと。

ダンサーとしての実績あるなしに関わらず、動画コンテンツを作れればしっかりと自分のダンスの技術で収益化できる、という成功例だといえます。

今のとこがら空きの市場で、やったもん勝ちのカテゴリだと思います。 僕はやりませんが。

まとめ

技術がある有望な20代の若手ダンサーにとって「ダンスで食う(収益化)」のは、簡単なことではないけど、視点をずらして考えてみると、意外と道はあるよーという話です。

立ち上げに借金する必要もないし、できる範囲でできることから始めてみればいいと思います。

 

でも、甘くはありません。

地域の施設が空いてれば、すぐにでも始められますが、希望の時間帯がすでに埋まってる場合もあるので。

僕も『地元でダンス教室をしたいなー』と思ってたんですが、すでに別のダンス教室が入ってて。

その施設に行く度にチェックしていたんですが、なかなか空かず。

年が明けて、ようやく空きました。三年以上待ちました。

即申し込みをして、2月に体験レッスンで人を集めて、3月に運営スタートという感じでバタバタ動きだしています。

場所さえ押さえることができれば、あとは集客。

その日にFacebookで告知しただけですが、早くもその晩に体験レッスンの問い合わせが一件入りましたので、幸先は良さそうな感じです。 地元といえど人脈がほとんどなく絶望的な状態なので、チラシ作って新聞で配ってもらったどうだろう、とか色々考えてます。

これから立ち上げるダンス教室は2校目なので、今後も進捗をブログで紹介していきたいと思います^^

現場からは以上です。

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