マツケンBLOG

70kg→61kgまでの減量成功記録

実績のない無名ダンサーがダンス教室を立ち上げるときにやった1つのこと

dance_startup00僕(マツケン)はダンサーとしては特に実績があるわけでもない、いわゆる無名ダンサーなのです(福岡でダンサーとしての僕の存在を知ってる人がいたら奇跡に近い)が、2016年早々に地元でダンス教室を立ち上げることが決定しまして、今回はその進捗状況を紹介をしたいと思います。

何十人も生徒がいてビジネス的に成功しているわけではなく、小さな町で小ぢんまりと活動しているコンパクトなダンス教室。

現在、プレオープン的に体験レッスンを実施していて、レッスン初日に2名参加頂き、次のレッスンには4名参加してくれました。

コネのない場所、ハコを押さえただけのゼロの状態から、スタートアップはどんな感じでやってるのか、というのを

ま「こんなのもあるのね」という一例として、お時間のある方はカフェオレでもすすりながら読んでみてください。 時間のない方は別の記事を読んでくださいませ。

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「ダンスを自分の仕事にしたいなー」

ダンスが好きで何年もやってる人なら誰もが思うんじゃないでしょうか。

ダンスのしごとって、ここ数年でめちゃくちゃ増えてると思うんですよね。ダンス系のアーティストが増えて、これまで以上に身近なものになってて、特に子供の習い事として定着してるのがデカイです。

福岡県内だけでも、ボコボコ新規のスタジオが立ち上がっているし、インストラクターが不足気味な印象すら感じます。

僕が現役だった頃は、インストラクターやってるダンサーは固定されてる、というか。「インストラクターやりてぇ」と思っていても枠がないし、ベテランで埋め尽くされてる状態だった気がします。

今は、そんなにアレでない人でもインストラクターで食っていけてるほどハードルが下がっているなとーと。

まあ、そんな前置きはいいとして

市内のスタジオとかだと、コネがないと話が回ってこないわけですよ。

僕みたいな【人見知りでダンス歴だけ積み重なった潜伏型ダンサー】には、スタジオのインストラクターの話なんて回って来やしないわけです。

そんな人にもできるのが、地方でのダンス教室の運営。

地方には、公民館とか、体育館とか、ダンスを教えられる施設があるので、ハコをレンタルする形になりますが、レンタルの手続きさえすれば、誰でもダンス教室を開くことができます。

駅の近いところの、いい感じのビルを賃貸して、床貼って鏡一面に貼って、内装をオシャレにして・・・・というのが立ち上げのイメージですが、そういうこだわりがなければ借りましょう。

こだわりがあるなら、めっちゃお金貯めるか、ガッツリ借金背負ったらいいと思います。

集客が全て。どうやってダンス教室の存在を知ってもらうか

個人でダンス教室を立ち上げるとき、一番肝心なポイントは【集客】

実績があり、名の通るダンサーならSNSで情報を発射すれば、半自動的に拡散されるので、宣伝や告知は楽勝だと思いますが

無名な人にとってみたら、かなりしんどいです。

「レッスン始めまーす」って言ってるのに、レッスンに通ってもらう生徒が一人もいなかったら、その時間、ただのオジさんが鏡の前に立ってるだけですからね。

いろんな意味でコワイです。ちょっと知識のある人からしたら「誰やねん!?」という状態ですからね。

ダンス教室に限らず、なんかのお店とか、ブログとかもそうなんですが、どれだけ良いものを作ったり、提供しようと鼻息荒くしていても、知ってもらえなければ存在しないのと同じなんですよね。

とにかく【知ってもらうこと】がスーパー大事。

いかにしてターゲットに情報を届けるか、これが全てです。

チラシを刷って新聞の織り込みに入れたり、というのも資金に余裕があるならやるべきアクションですね。フェイスブック広告なんかもいいかもしれない。使ったことないけど(-_-;)

お金を使ってでも、集客にパワーを注ぐべきです。

もう一度書いておきますけど、知られてなければ初めから無いものと同じなので。

とはいえ、育児も主夫業もある身として、できること限られてくるので、実際、最小限のことしかできませんでしたけどね。

飲食店とかにチラシ置かせてもらたり、家のポストに配ったり、使えるお金が少ない場合は、体を使って色々できることがありますので、試行錯誤して実践あるのみだと思います。

実際に僕が行った集客方法

時間もお金も限られている僕が実際に行った集客方法は、Facebookでの告知。これオンリーです。

必要な情報を明記して流すわけですが、普通に流すだけだと、いつもの書き込みのように「いいね」が付くだけで終わってしまいます。

これだと拡散性に欠ける、というかもったいない。

見てくれた人に「シェア」ボタンを押してもらうように、工夫をしましょう。

その情報を見ただけで「シェア」ボタンを押してくれるのは、仲の良い人や、気の利く人でもごく一部です。

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「シェア」の数が劇的に増えたそのキラーフレーズとは

いいね!止まりの投稿をシェアしてもらうことで、僕と全く接点のない所まで、情報を無料で飛ばすことができます。たぶん予想の斜め上をいくほど、果てしないところまで飛びます。

最初に投稿した内容では、シェア数がそこまで増えなかったので、まずいなーと思い考え抜いた末に出たキーワードは

 

「シェア」ボタンを押してください

 

なんだよそれ、と思ったそこのアナタ。僕もそれ思いましたよ 笑

 

「シェアしてくれたら嬉しいなぁ」という表現は似ていますが、実はそのフレーズって回りくどくて「いいね」止まりの可能性が高いです。

ハッキリと「読んだあなたにコレをして欲しい」か、図々しいのは承知でも書きました。

見る人によってはウザいと思うかもしれませんが、こっちは生徒ゼロ人という絶望的な状態を何とか回避したいわけなので。

実際にFacebookに投稿したものがこちら▼▼▼

みなさま再度告知でございます。※シェアボタンをポチっと押していただきますと、より遠くまで拡散しますので、ぜひともお願い申し上げます。【久山町(周辺)在住の方へお知らせ】レスポアール久山のリハーサル室で3月からダンス教室をオープン…

Posted by Kenn Matsuo on 2016年2月11日

色んな情報が丸出しになっちゃってますが、もういいや。笑

「コレして欲しい」というダイレクトな一文を足すことで、見事にシェアの数は増えました。(押してくれた人ありがとうございます)

「いいね」と「シェア」は天と地ほど違う

「〇〇さんが情報をシェアしました」というのがタイムラインに流れてきたら、ぱーっと画面を流していても一瞬目が止まりますよね。

なんぞや?と。

いいね!ボタンを押した時もタイムラインに表示されますが、「ふーん」「なるほどねー」で終わることの方が多い気がします。

いいね▶▶コレよかったよ!
シェア▶▶コレ良かったからみんなもチェックして!

いいねとシェアって、深く考えなければ同じニュアンスですが、シェアボタンで飛んできた情報の方が権威性(信頼)が強い気がしました。

いいねボタンはタイムラインから流れ落ちるけど、シェアボタンは1ミリでも引っ掛かる可能性がある、みたいな。

「シェアボタンを押してくれると、情報がより遠くに伝わりますので、ご協力お願いします」と一文付け加えるだけでも、シェアの数は伸びます。

ストレートな一文を書き足すだけで、その情報はより遠くまで届きますよ。

このフレーズを書き足してもシェア数が伸びなかったら、たぶんからその友達たち嫌われてる可能性が高いので、自分自身を見つめ直して、悪いなーと思しきところを修正したりする必要があります。

Facebookを集客の手段として活用するのであれば、普段から友達を大事にしておきましょう。

口コミは最強

僕の場合、スタートアップは今回2校目なので、『何から始めりゃいいんだ』なんてことはありませんが、「初めて教室を開こう」という人にとっては全てが初体験のことになると思います。

自分がイメージするものと、現実に起こることは違うかもしれません。思ったよりも上手くいかないことの方が多いかも。

個人でダンス教室を立ち上げるのは、最初の一人に出会うまでがドキドキです。

1校目は運営5年目に突入しましたが、基本入り口は口コミです。告知系のことは何もやってません。入会してくれた生徒から、友達や、その兄弟姉妹、知り合いと輪がジワジワと広がっています。

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自分の経験や技術に、自分で価値を生み出す

instructor000提供するレッスンが納得してもらえるレベルであることは言うまでもないんですが、

小規模であっても、その生徒にレッスンが”楽しい”とか”役に立つ”と感じてもらえたら、必ずいい流れがやってきます。

生徒の数が一人でも、3ヶ月、半年、1年と運営を続けていくことが大事。

いいモノを提供できていれば、一人目の生徒から口コミで自然と人が集まってきますので。

ダンサーとしては無名でも、今まで練習して身につけた技術は死ぬまで絶対に消えないし、それを伝える技術があれば、人や環境に頼らなくても、自分自身で価値を生み出すことができます。

地方には、ダンスに興味はあるけど、距離的に市内のスタジオに通えない人が多いです。中学生って結構行動範囲広そうですが、田舎在住だとバスに乗ってまで通うのはハードルが高いですからね。

2校目は3月からオープンになりますが、入会人数がどんな感じになるのか楽しみです。

こんだけ長々と書いてて、ゼロだったらどうしよう・・・という怖さもアリ。

ゼロだったら、またそれも書いて紹介することにします(-_-)

今回の記事をざっくりまとめますと、【集客がキモで、Facebookを使って告知してます(しかしてない)】という内容でした(・∀・)

 

ダンス教室の立ち上げだけでなく「コレやりたいな」というものがあるのに、実際には行動に移せない人は、この本読んだらいいですよ。僕の人生を変えてくれた本。

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ちなみに、↑こうやって紹介しても「この本を読む」というアクションを実際に起こせる人は、1割以下です。てか、ほぼゼロだと思います、というハッパもかけておきます。ダンサーは本を読まない人が多い気がするので。

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