中学生・高校生・大学生・社会人問わず「これからダンスを始めよう」という方がスタートラインに利用するのは、もっぱらダンススタジオです。
〜ダンスやるなら、スタジオに通う〜というのは、ダンスを始めるときの王道のスタイルです。
ダンスやってみたいんだけど何からやったいいのか分からない。
上手にダンスを踊れるようになりたい。
EXILEやEgirlsのようにカッコよく踊れるようになりたい。
様々な理由で、人はダンススタジオの門を叩くわけですが、同じジャンルでもインストラクター何人かいて、誰のレッスンがいいのか正直分からないと思います。
完全なる初心者の状態だと、判断する情報が無いですからね。
これからレッスン料金を支払ってサービスを受ける消費者側の立場からすると、ハズレのインストラクターのレッスンを受けてる場合じゃない。
インストラクターは機械ではなく、人間。
インストラクターの数だけ色が有ります。初めて受けたインストラクターのレッスンを盲目的に受け続けるのはもったいない。同じジャンルで複数名いるのであれば、一通り通ってみるのもオススメです。それで自分に合う人を見つければいいので。
初心者の時期に”いいインストラクター”と出会うか出会わないかで、その後のご自身のダンスキャリアは大きく違ってきます。入り口は非常に大事。
僕自身いろんな人のレッスンを受けてきましたが、10年以上やってると当たり外れを見抜くことができるようになります。
そこで今回は、僕なりの“いいインストラクターを見分けるポイント(判断基準)”を1つ紹介します。
悪いインストラクターを知っておこう
いいインストラクターを見分けるポイントを紹介する前に、悪いインストラクターとは何ぞや、ということを知っておきましょう。
・時間にルーズ(遅刻)
・ドタキャンする(予告なしの休講)
・先週のネタを忘れる/繰り返す
・準備していない(その場で適当に流す)
・できない人に合わせる(レッスンが進まない)
ぱーっと脳みその引き出しから過去の情報を引っ張りだしてきましたが、こんな感じですね。細かいのはもっとありますが代表的なやつだけ。
どうしてこういうことが起こるのかというと「教えてやっているんだぜ」的なスタンスだからです。無意識で。
生徒に対して「お金を払って来てもらってる」という気持ちはなく、上から目線的な感じの人間は、この傾向が強いです。
この手のはずれインストラクターは、新人の台頭と共に徐々に消えていきます。
いいインストラクターはここが違う!
いいインストラクターであるかどうか、見分けるポイントは1つ。
初心者のあなたの名前(顔)を覚えているか
これに尽きます。
初心者にしてみたら、ダンススタジオに入るのもドキドキ、体験レッスンもドキドキ、緊張しまくり状態です。
レッスンに通ってる友達と一緒にいくパターンはそんな緊張はないかもしれませんが、単独で勇気を振り絞ってダンススタジオの門を開けた人にとってみれば、そこは未知の空間。
レッスン中に話す時間はほとんどないですが、初心者(の自分)に声を掛けてくれて、スキマ時間にちょこちょこ話しをしてくれた人、ってのはハッキリいってイイ人です。
そういうインストラクターの人は、生徒も多く、ダンスを初めて何年もその人のレッスンに通ってるという人がいます。
レッスンに通うのが楽しみになり、どんどんダンスが上手くなっていくパターンになります。
まとめ
単に通ってる生徒が多いからといって、その人がいいインストラクターとは限りません。(もちろん悪い先生とも限りません)
知り合いや口コミで評判がいいからといって、あなたに合うかどうかは分かりませんし、コンテストやバトルで優勝実績があるからといって、指導力が高いとは限りません。
よっぽど人見知りしない人でないかぎり、こちらから話掛けるのは勇気がいることです。 先生の方から話しかけてくれると気持ち的にも楽だし、「見てくれてるんだな」というのが伝わってきます。
インストラクターというのは全員が全員、そうあるべきだとは思いますが、残念ながらそうではありません。少なくともハズレだけは避けていきましょう。