コストコで60型テレビを購入し、無料の配送サービスを利用することにしました。
薄型テレビでも、60型サイズにもなると重量も50kgオーバーなので、さすがに一人では運べません。箱がクソでかいです。
近隣地域は基本配送料無料というサービスがあるので、これを使わない手はないのですが、
無料で配送申し込みした場合でも、状況によっては料金が発生する可能性があります。無料だったのに後からお金がかかるってなると、損した感が7割増しです。
単純に「配送料タダ」ではなく、知らないと損してしまうこともあるので、十分気をつけてくださいませ。
大型商品購入→配送手続きまでの流れ
今回購入したテレビは、188000円のAQUOS[SHARP LC-60US40]
ちょうど実家がテレビを買い替えるタイミングで、60型で安いのを探してたんですが、結構高いんですよ。
ネットの最安値よりもコストコの方が安く、5年保証などはないけど購入することに。
今年(2016年)返品ポリシーが変わって、テレビなどの大型家電も一定期間を過ぎると返品不可になってるので、今からコストコで家電を買おうとするときは、その辺も十分考慮しときましょう。
スポンサー(親)が「安けりゃいい」「はよ欲しい」とのことなので、買いました。
ということで、購入から配送手続きを終えるまでの流れを紹介します。家電だけでなく、家具なども同じです。
商品引換券に記入
大型商品の売り場のところに、商品引換券と鉛筆があるので、買いたい商品の情報を記入します。
商品をレジまで運ぶ必要はなく、紙でOK。
- 6桁の商品番号
- 数量
- 品名
- 価格
売り場の値札に書いてある情報を記入します。
で、この紙をレジに持って行き会計を済ませます。
食料品など、他に買い物する場合は、家電だけレシートを分けておいた方がいいです。
商品引換券の裏面に、支払い済みの印字をしてくれます。
会計済みのレシートと、印字された商品引換券を持って、配送カウンターに。
配送伝票に記入&説明を受ける
レシートと商品引換伝票を配送カウンターに持っていき、配送伝票に記入します。
配送希望日の前日に、電話で配送時間帯の連絡があるので、固定電話だけでなく、携帯番号も記入しておく(むしろ携帯の方がいいかも)とスムーズに連絡が取れます。
あとは、配送に関する説明と”注意事項”を聞き、控えの伝票をもらっておしまい。
混雑してなければ、10分以内に終了します。
【基本配送】のサービスに含まれるのは、開梱して設置場所に置くまで。テレビのチャンネル設定(¥3240~)、配線などのサービスは有料です。洗濯機だと¥2700~。
ダンボールなどの梱包資材(ゴミ)は無料で回収してくれます。
自力で持ち帰ると、ゴミの処分も自分でやらないといけないので、家からコストコまで車で5分の距離ですが、特に急ぎでもないので配送してもうメリットはあります。
基本配送無料なのに、料金が発生するケース
はい、ようやくこの記事の本題に辿りつきました。
【配送無料】なのに、料金が発生するケースとして代表的なものが“お客さんの都合によるキャンセル”だそう。
例えば、配送業者が商品を配送したのに、その場で「やっぱいらないわ」と配送を断った場合・・・①
マンションとかアパートに搬入する場合、間取りによってはサイズオーバーで運び入れることができない、と業者が判断した場合・・・②
もっと色々なパターンがあるようですが、
こういった、配送業者が実際に配送したのにも関わらず、客の都合で一方的にキャンセルする場合、“その配送によって発生する運賃”を実費で客が負担しなければならなくなります。
僕の場合(福岡-福岡間の配送)でキャンセルすると、負担額は¥12420×2(往復分)。約¥25000也。
“往復分”というのは、
[往路]コストコ→客の家
[客の家]→コストコ
という内訳になります。
無料なのは、あくまで配送してきちんと受け取った場合。
コストコでテレビをすぐに返品すれば、その料金はそのまま戻ってきますが、この運賃は負担しなければいけません。188000円の返金後、キャンセルしたために発生した24840円を支払う、という完全な損の状態になります。
もし万が一「テレビやっぱいらんわ」てなっても、一度テレビを受け取ってしまえば、この損を防ぐことができます。
返品期間内に、自分でトラックや車を用意してその商品をコストコまで運びさえすれば、2万超の配送料金の負担はありません。
ちなみに、キャンセル料金が発生しない連絡のリミットは、受付翌日の午前中まで。短いです。
コストコから荷物が出た時点(受付翌日午後)で片道分の送料は発生してしまいますので、キャンセル連絡はマジで早めにしましょう。
その他の料金発生のケース
配送先の現場によっては、商品が大きすぎたり重すぎたりして、その場で搬入できない場合があります。
これが有料になるケース。
配送料自体は無料だけど、有料サービスの分負担しなければいけません。
500Lサイズの冷蔵庫とか100型のテレビとか、100kgオーバーの荷物を運ぶ際は、人件費として10800円上乗せれたり(人数を2名→3(4)名に増やすことで解決)
2階の部屋(外階段なら3階)に上げる場合、階段昇降料金で階ごとに1080円ずつプラスされたりします。
マンション7階、エレベーターに乗らないサイズで、階段上げとなるとそれだけで5000円以上追加になります。
「行けると思うけど、採寸したらサイズがまじで微妙・・・だけど欲しい・・・」という場合は、¥2160で事前に見積りできるので、搬入できないと判断された場合でも、一かバチかでチャレンジしてダメだったときの出費と比べれば格安です。
でも、配送料に数万円もかけるなら、自分で車と人を手配した方が安あがりです。たぶん。運ぶためのコストは最小限にとどめたいものです。
まとめ
コストコの【基本配送料無料】というのは、まじでありがたいサービスなんですが、上手く利用しないと損をしてしまいます。
無印でソファを買ったとき、配送したのにサイズオーバーのため階段から搬入できず、
後日、追加料金を払ってベランダから引き上げた、という経験をしたんですが、ばりめんどくさかったです(´Д` )
全ては「イケるやろ」という過信が原因でした。
コストコの大型商品は“配送料が高額(無料でもキャンセル料が高額)”なので、失敗のないように利用しましょう。