“早起き”は技術。
気合や根性でその日1日起きれたとしても、それが習慣として定着することはまずありません。
気合と根性に頼ると、その反動も大きく体と心に負担がかかります。
朝型生活にすべく、2016年は毎日早起きに取り組んでいたものの、通算300回以上の失敗を経験しました。
しかし、2016年12月の中旬以降、ほぼ失敗することなく毎日早く起きることができています。
「エイヤー!!」と気力を絞りだして起き上がるのではなく、眼が開いてスーっと布団から出るイメージ。
300回以上も早起きに失敗していた僕マツケンが、ゴリゴリの夜型生活を抜け出し、完全に朝型モードに切り替えられたのは、早く起きるための技術を知って、それを駆使してるだけなんです。
メンタル的な部分も早起き成功の一旦を担ってますが、今回は、実践してるテクニックに絞って紹介します。
0.自分にとっての最適な睡眠時間を割り出し、就寝時間を設定
早起きにチャレンジする前に、準備するものがあります。
それが、自分にとっての最適な睡眠時間。これが分かってないと、単発で起きれた日があってたとしても、絶対に続きません。
睡眠時間が短すぎると、起きれたとしても、その後のパフォーマンスが低いまま。
PCの再起動と同じように、人間も寝ることでリセットされますが、睡眠時間が短ければ、動作がモッサリします。
「一体、自分が何時間寝たら調子よくすごせるのか」というのを、まず割り出す必要があります。
1週間程度の準備期間を設けて、
[5:00(月)]
[5:30(火)]
[6:00(水)]
[6:30(木)]
[7:00(金)]
[7:30(土)]
[8:00(日)]
のように分刻みで睡眠時間を変えて、自分が何時間寝たときに一番調子よく過ごせるかを知ること。
めんどくさい行程ですが、1週間くらいかけて割り出す価値はあります。
「自分は5時間寝ても調子悪いんだなぁ」
「長く寝すぎても、体が痛くなって疲れるだけで無駄だなぁ」
睡眠時間をズラすだけで、色々な発見があります。
ちなみに僕は7時間が最適な時間です。わりとしっかり寝てます。
そして、起きたい時間を設定し、そこから必要な睡眠時間を逆算して、就寝時間を設定。
これが、最低限必要な準備です。
設定した時間が、その日一日の終わりの時間になります。
僕は4時に起きたいので、その7時間前の21時が就寝時刻です。
ダラダラしてると、21時なんてあっという間にやってくるので、その18j時以降は締切を意識して過ごします。意外と忙しい。
テクニックその①夜スマホ/PCに触れない
はい、超基本が出ました。僕が、寝る前の準備の中で一番大事にしてることです。
スマホやPCのモニタから出てるブルーライトは、睡眠の質を下げることでお馴染み。
寝落ちするまでこれらのガジェットに触れていると、眼が疲れるわ、脳が興奮するわで、寝付くのが遅くなります。
寝る直前までスマホを扱ってる人は多いと思いますが、これを卒業しましょう。
早く起きるためには、ぐっすりと眠る(質の高い睡眠)ことが前提です。
- スマホを寝室に持ち込まない。
- 夜ネットサーフィンしない。
- テレビはオンエアで見ずに録画しとく。
ポケットに入れておくと、ついつい無意識でイジってしまうので、物理的に距離をとってしまいましょう。
夜型生活だったときの僕は、子供を寝かしつけてからブログを書いたりしてたので、寝る直前までゴリゴリにブルーライトを浴びてたんですよ。
そりゃー起きれんし、起きてもしんどいわけです。
朝型になった今では、18時以降になると、スマホやPCはほとんど扱いません。シカトしてとっとと寝てしまいましょう。
ストレッチをしたり、リラックス的な何かをしたり、などなど色んな本を読んでノウハウを知ってますが、寝る前の準備としてはこれがキモだと思います。
テクニックその②水or炭酸水を飲む
次は、起きたときのテクニック。
「自分が何時間寝たら一番調子がいいのか」を知って睡眠時間を設定してるので、ダラダラ二度寝することが格段に減ります。それ以上寝てもデメリットしかないですからね。
まーでも寝ぼけまなこで、ハッキリと目が覚めてないかもしれません。そこで必要なのが目を覚ますテクニック。
布団から出て洗面台に向かい口をすすいだ後、水or炭酸水をガブ飲みします。
寝起きの体は、寝てるときに汗として水分が体から抜けてる状態なので、まず水分を補給。
炭酸水のショワショワは、何よりの目覚ましになります。
寝起きに炭酸水を飲む、って最初はめちゃくちゃ辛かったんですけど、一発で目が覚めます。
コップ一杯ぐらいの量でも、水分を補給することで、内臓にスイッチが入って体が起きます。
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テクニックその③着替える
炭酸水を飲んでる時点で、完全に目は覚めますが(笑)
寝てるときに着てた服を脱ぐことで、シャキっと目が覚めます。
なるべく早く着替えるのがオススメ。
人によって朝のスケジュールは違いますが、シャワーを浴びるようにすれば、強制的に服を脱ぐことができます。
顔も洗えるし、髪も濡らせるし。
朝シャワーのポイントは、高めの温度で短い時間で済ますこと。
シャワーを浴びない場合は、前日のうちに朝着る服をスタンバイさせておきましょう。
寝間着のままの時間が長いと、いつまでも切り替えができません。
テクニック④ご褒美を用意する
僕の早起きのご褒美は、ブラッドオレンジジュースを飲むこと。
しんとした無音の中、日の出を眺めながら、大好きなジュースを1杯だけ飲む、とう贅沢な時間をご褒美としています。
もう、この時点でその日一日気分良く過ごすことができます。
成功報酬は、何でもいいと思います。ご褒美があると自然と頑張れます。
寝る前の準備・起きた後の行動をテンプレート化する
早く起きるためには、早く寝なければいけないんですが、そんなことは小学生でも知ってる当たり前のこと。
早く起きようとするのではなく、早く寝ようとすること。
早く寝るためにはどんな準備をすればいいか、なのです。
でも、なかなかできません。
準備をする、という考え方が大事。
失敗する場合は、準備なしで気合とか根性で解決しようとするからです。
メンタルと行動をセットで考えると、永久にハードルが高いままになります。
寝る前の準備、環境を整える。
起きた後の行動をテンプレ化する。
行動のパターンを作ってしまえば、その瞬間の気分の上下によらず、行動することができます。
僕もこれまで「もう起きる時間だけど、もっと寝ていたい」と何百回何千回も二度寝してますが、
自分なりの成功パターンを見つけてからは、目を覚ますための一連のアクションが自動的に進んでます。
起き上がってからやることを確立したことで、「もうちょっと寝たいから二度寝する」という気持ちはだんだん小さくなる(今ほぼゼロ)し、メンタルに左右されることなく「ただ決めたことをやる」という状態になってます。
要は、【仕組み化】【テンプレート化】できるかです。
「早起き」→自分との約束を守る、ということ
主夫&フリーランスとして生活してるので、僕が早起きしようが、昼間で寝てようが、社会には1ミリも影響ないんですよね。
じゃあ、なぜ早く起きるのか。
それは「自分との約束を守れる人になりたい」→「かっこいい大人になりたい」というのが根底にあります。
もちろん朝型リズムで過ごすことで、健康になりたいという狙いもありますが。
自分の決めたことをきちんと守れる人って、このご時世、なかなかいないんですよね。ダイエット特集や関連商品がいつまでたってもなくならないのは、このためです。
自分以外との約束なら(嫌々でも)守れるけど、自分と交わした約束はいとも簡単に破れます。それ自体をなかったことにできます。
自分に嘘をつくことで、自分が信用できなくなります。
すると「自信」がなくなります。自信がないと色んなことにチャレンジできません。
何かすてきなアイデアが浮かんでも、頭の中で「本気だせばやれるんだけどな。」とイメージして終わり。アクションを起こす前に終わり。
自信がないと、目の前のことから逃げるクセがついてしまうんです。
というようなことをこの本を読んで学びました。年明けすぐにこの本と出会って、気持ちが引き締まり、早起きが継続できております。
たかが「早起き」でどんだけ文章書いてんだよ、と思われるかもしれませんが、僕にとっては「かっこいい大人になる」ための大事な一歩なのです。
以上、完全なるこの本のステマでした。