冷暖房効率をぐんと下げる、ドア周りのすき間。
僕の作業部屋のドアは引き戸タイプですが、1cm弱のすき間があり、冷たいエアコンの空気がここから毎秒室外に流出しております。
「このすき間部分を塞いで密閉性を高めるテープ的なものないかなー」と探してたところ、ニトムズ社のドア下部シールテープがまさにドンピシャだったので導入することに。
電気代の検証などはできてないのであれなんですけども、体感してみた限り効果は抜群でした。
ドア下部シールテープ[ニトムズ]
摩擦に強く、しなやかさとコシを兼ね備えたアクリル系【エストラマー】という素材でできたテープです。
40mm x 920mmで厚さは1mm。
透明と茶色の2パターンありますが、今回はどんな場所にも馴染む“透明”を選びました。
ドア下部に貼る場合は、裏面の注意事項を参考に。
ドアの開閉方向とテープの向きに注意することと、床とテープが接触しすぎないようにすること、がポイントです。
①引き戸の側面のすき間を塞ぐ
テープを貼る位置をなんとなーく決めたら、はくりテープを剥がして接着するだけ。
使う直前までテープがくるくる巻きになってるため、自然と丸まろうとしますが、テープをしごいて伸ばしながら少しずつ貼っていくと、割りとまっすぐ貼ることができます。
2巻分つけてみたんですが、20cmほど長さが足りませんでした。
透明なので、1mほど離れたところから見ても”テープ貼ってます感”はない気がします。
これくらい近づくとさすがに分かりますが、ぽっかり空いていた空白部分を完全にカバーしてくれてます。
テープの先が壁に少しでも触れると、ドアを開閉するとき「ガサガサー」っと擦れる音がするので、
接触しない、かつ超ギリギリのところを狙って貼りました。
テープが巻いてあった影響で、若干のヨレができてます。このヨレの部分が【すき間】になるんですけど、まあ誤差の範囲かなと。
②ドア下部のすき間を塞ぐ
次は、寝室のドア下部にある1cm弱のすき間を塞ぎます。
夏は室内の冷気が漏れるし、冬は冷たい空気が外から侵入してくるという厄介極まりないすき間なので、マジで塞がない理由がありません。
ドアの長さに合わせてテープをカットし、地面すれすれの高さで接着。
立って作業できた引き戸タイプと違い、こちらは地面に這いつくばっての調整で、水平をキープするのがちょっと難しかったです。
通路側からまじまじと観察すれば分かるけど、室内からは全然テープは見えません。
空気の漏れ方が全然違う!
個人的な感覚で申し訳ないんですけども、空気の漏れ具合を数値化すると
10→1
体感ではっきりと違いが分かるレベルです。
壁や床に接触させないようにテープを貼ったので、完全にすき間が埋まってるわけではないですが、それでも圧倒的に漏れてこない。なにこれ。
「もっと早くやっとけばよかった」のパターンでした。
作業自体は特別難しいこともないんですけど、しいて挙げるなら、貼り付けるときにテープ部分に触れないことが最大のポイント。
シール部分は3Mみたいに接着力が強くないので、指先の油分やホコリの影響をかなり受けます。
油断して一箇所触れた部分があったんですが、全然つかなくなったので、別の両面テープで対応しました。
接着力は必要最低限という感じですが、塗装や壁紙が剥がれる強さではないので、賃貸でも使いやすいなーと思います。絶妙な接着力の弱さはメリットといえます。
あとは、使ってて剥がれなきゃいいけど。
ニトムズ ドア下部シールテープ 透明 1mm×40mm×920mm E0401
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夏は冷房効率が上がるし、冬は暖房効率が上がるし、トイレのドアに貼ればニオイ漏れ対策もできるし、色々と用途はありそうです。
とりあえず、実家の部屋のドアのすき間全部をこれで埋めたい。