先月22日に待望の第一子が誕生し、育児最優先で過ごしています。 このブログの更新も忘れるほど、我が子に没頭しており、毎日充実した生活を送ることができています。めっちゃ昼夜逆転しとるけど、楽しい。
新生児ってとにかくフニャフニャで、どんなに慎重に触っても壊れてしまうんじゃないかと不安でしたが、24時間体制でオムツを替えたり、ミルクをあげたりしてるうちに慣れてきました。
子供が生まれて三週間くらい経ちましたが、あっという間過ぎてドン引きです。
知り合いにも2015年生まれは多いみたいで、これから楽しみで仕方がありません。
出産にはお祝いの贈り物がつきものですが、ベビー用品は色んなモノがあるので迷いますよね。
洋服やグッズは鉄板ですけど、子供の身体が大きくなるにつれて出番は無くなるし、他の人と被る可能性もゼロではないし。
そう考えると、ベビー用品よりももっと良いものがあるんじゃないか、と思い始めたんですよね。
で、アレコレ考えた結果にたどり着いた答えが【本】でした。
しかも子供向けの絵本ではなく、普通の本です。
というのも、自分の子供が生まれてくる前に一冊の本に出会いまして、脳天を貫かれたような衝撃を受けたんです。
喜多川泰 著『母さんのコロッケ』
ま、当然脳天を貫かれたことが今のところないので、衝撃の程は分かりませんが
その本を読むことで、これから子育てをしていく上での【道しるべ】のような、基準のようなモノを知ることができました。
去年の7月に『賢者の書』に出会って以降、喜多川泰さんの作品の大ファンなのですが
この『母さんのコロッケ』は、家族って何なのか、子育てって何なのか、自分の両親やその上の世代に対する感謝の想いなどを再確認させてくれる作品です。
タイトルだけ見ると、お母さんの作ってくれた思い出のコロッケの作り方の話かと思いますが、違います。
これから親になる人にも、すでに親として頑張ってる人にも、学びのあるエピソード。
250ページくらいなので分厚い育児専門書よりも、圧倒的に読みやすい。
自己啓発系の本が好きな人は言うまでもなく、これまで読書の習慣が全くない人でも読みやすいです。
僕の嫁さんは20年以上読書の習慣のない人でしたが、そういった人でもグイグイとページを進めていましたし、喜多川泰さんの作品がキッカケで、読書の楽しさを知りました。
本=命がけで我が子を産んだお母さんのための出産祝い
出産は、生まれてきた赤ちゃんにフォーカスされがちですが、赤ちゃんと同じように、産んでくれたお母さんも命がけ。
今回、出産に立ち会ったからこそ、あの壮絶さが少しわかりますし、出産直後からお母さんは赤ちゃん中心の人生がスタートします。
赤ちゃんのお世話は、常に不規則で予想外の連続。1日があっという間に過ぎ、心身共に疲れます。
体の疲れは食事や睡眠、マッサージとかで回復しますが、心の疲れまでは取れません。
心は、実体のないモノなので、疲れたとか消耗したとか、目で確認することができませんが、確実に心は疲れています。
疲れた心をリフレッシュさせてくれるのに最適なのが読書。
『これは自分のために書かれたのでは』と思えるような本との出会いは、自分を成長させてくれるし、心に溜まった目に見えないゴミがきれいサッパリ無くなると、精神的にもリフレッシュできます。
心がリセットされると、小さなことでいちいちイライラすることもなく、どっしりと構えて毎日楽に過ごせるようになります。
お母さんは、妊娠→出産→育児と、自分自身の優先順位を落とした生活がずっと続きますよね。
バタバタと過ぎていく毎日の中で、心をリセットする時間ができれば、精神的に余裕ができ、そのバタバタで大変な毎日を楽しめるのではないか、と思います。
本だと、子供が成長したときその本を読んでもらえる可能性もあるし、それがキッカケでその子が本を好きになってくれればなー、ってところも少し期待できますし。
ちょっと変わった出産祝いかもしれませんが、本はいい贈り物だと思ってます。
お母さんと、長い目で見れば子供にも届くかもしれません。
「本かよ」
と思われる恐怖心は正直ありますけどね(ー ー;)
書籍って、文字が書いてある紙の塊なんですが、読み手のコンディションによって、その価値が大きく変わります。
そこに気づいてくれる人であればいいんですけど、世の中そういう人ばかりじゃないので。1500円本程度ですし。
今回贈ってみたものの、正直どんなリアクションになるのか不安です。
本=紙の塊
という性質の人には、ベビー用品オンリーの方がいいですし、そのプレゼントに【母さんのコロッケ】を添えるのがオススメです。
ってことで、本を送った友達に感想が聞けたら、こちらに後日載せたいと思います。