至近距離から失礼します。こんにちはマツケンです。
今回、何でこんなに近いのかというと、実はとある撮影のお手伝いをしておりまして、現場からお届けしております。カッコよく言うとロケってやつです。
ん? やっぱり? モザイクの向こう側気になっちゃいますよね? どんなものでも隠されると気になるものですよ。興味をそそるオープニングには、モザイクは必要不可欠です。
ジャジャーーン!!!
なんと、LIGブログの中の人が日本一周企画で福岡に来ることになったので、太宰府のイケメン似顔絵師とコラボしてもらいました。
【LIGの新入社員が車に乗って日本一周しながら、ライフイズグッドなものを紹介する】という電波少年っぽいこの企画を知りまして、
「これはひょっとしたら・・・」
ということで、普段似顔絵屋さんの広報として活動してる僕の知が騒ぎ、いても立ってもいられず先方にアポ取りました。
「返事くるかなー」なんて思ってたら、その日のうちに返信メールが↓↓↓
ここからトントン拍子に話が進んで「サンディエ号に似顔絵&ペイント」という、今回の企画が実現することに。最初のメールから1ヶ月くらい、ちょこちょこ打ち合わせをして、ロケに至ります。
大町コトカズさん(※福岡のイケメン似顔絵師)に、許可とか何の確認も取らずに勝手に話を進めたけど、何とかなるもんですね。こういうのってスピード感が大事じゃないですかやっぱ。
福岡のローカル番組はほぼ総ナメしてる似顔絵ショップCOTONTCOですが、LIGブログに登場することで間違いなく認知度アップすることでしょう。
ということで、このブログでもお馴染みの太宰府の似顔絵師さんが「LIGの車にペイントする」という企画の密着レポートをお送りします。
ちなみにべべ君が書いた記事はこちら↓↓↓
福岡のイケメン似顔絵師にカリカチュアのペイントを施してもらいました。
15:30頃〜べべ君到着
ロケ当日の4月4日、前日からの雨が昼過ぎまで残ってて「これ(天気)大丈夫かいな・・・」と誰もが心配してる中、予定時刻より30分くらい遅れてべべ君とサンディエ号が到着。
なんでもスピーカーの営業が長引いたらしい(そんで契約も取れたらしい)。
日本一周しながらスピーカーの営業もしているべべ君。
普段見てるLIGブログに登場してる人が、目の前で動いてるのを見ると変な感じがする。
コト「じゃ場所に移動しましょうかー」
べべ「そっすね。移動しましょう。」
ちなみに過去5年連続で晴れてた4月4日なのに、べべ君が来たら雨降ったので、天気が悪いのはきっとべべ君が低気圧を連れてきた可能性が高い。
16時頃〜移動→作業スタート
太宰府在住の地元の人しか知らないような、謎の場所に移動。
地面はじわっと水分が残っていて、雨で桜も少し散っていた。
現場に到着して始めてやったことは、ぬかるみにハマった自動車のレスキュー。花見に来ていたカップルが乗っていたが、アクセルの踏み方が下手で立ち往生していた。
人助けも完了したところで、ようやく作業がスタート。
メインの似顔絵を決める
まずは、普段店頭でやってるライブスケッチがスタート。
サラサラサラサラ〜っと何パターンも描いて、イメージを固めるという感じ。
5分で1パターンのペース。相変わらずプロはクソ早いなと思った。カールじいさんっぽいな。
大町さんは似顔絵を描き、べべ君はインタビュー。意外にもこの二人には“アメリカ”というキーワードが共通している。
大町さんは、学生時代にアメリカに旅行に行き、そのときにカリカチュアに出会う。
べべくんは、LIGにインターンしてるとき、社長命令でアメリカに飛ばされて大陸縦断(or横断)した経歴の持ち主。スマホゲームのPRの企画とはいえ、ぶっとんでる会社だ。
雨が降らなければ、桜満開のタイミングだったのに。雨と風で散り始めた頃にやってくるべべ君。この場所、満開のときの咲き方がヤバイらしいのに。
コト「これやな!」
べべ「ですね!」
そうこうしてる間にサンディエ号に描くべべ君の顔面デザインが決まり、これでようやく車体へのペイントが始まる。
あ、ちなみに大町さんが車にペイントするのは、これが初めてだそうだ。
サンディエ号にべべ君を下書き
顔面の位置を決めるやいなや、下絵スタート。サンディエ号のボディは、ブルーのペンキで塗ってあるので、鉛筆でも描けるらしい。
コトカズ「何このイケナイことしてる感(笑) たのしー」
みるみるうちに、サンディエ号の右ボディにべべ君の顔面が浮かび上がった。
垂直の、しかも歪みのあるドアに向かって似顔絵を描く、という普段と全く違う状況にもかかわらず、百戦錬磨の大町さんは眉一つ動かすことなく、べべ君の顔面を描き上げた。
顔だけだと30分くらいだったと思う。
赤富士・海など、背景の大まかな位置が決めると、色つけがスタート。
17:00頃〜着色スタート
メインの塗料はポスカを使用。雨では落ちないらしい。
紫外線による劣化具合のほか、日本一周中、何かにガッサーしない限りは持ちそう。
ポスカだけでは限界があるので、色を混ぜて中間色を作り出す。さすがプロだ。
ちなみに、大町さんがペイントをしている間、べべ君が何をしているかというと、
エアー野球。※高めのスライダーを空振りしている様子。
コトカズさんの友達(小野君と宮さん)と、会って2時間もしてないのに一緒に野球していた。初対面のオジさん達とエアー野球するのは、べべ君にとっては呼吸レベルのことらしい。
べべ「・・・・・・・。」
エアー野球が飽きた終わった後のべべ君は、“固まったインクを出しやすくする”という、スーパー地味やけどこの企画の効率アップに欠かせない作業に没頭。ペンを振りながらずーっと鼻をほじってる。
顔の下地を一通り塗り終わると、背景へ。筆やブラシで、質感を変えながらの着色。
似顔絵+背景のデザインなので、相当な作業量になるし、車体にペイントというやり直しのきかない緊張感の漂う現場。この場に5人いるのに、絵を描けるのは1人だけなので、残りの人達は一生懸命見守っていた。
ブラシで黙々と描き続けるコトカズさん。
18:00頃〜
コトカズさんがペイントしてる一方、べべ君が何をやっていたかというと、
べべ「・・・・・。」
大きな会議があるということで、草むらに移動して待機。今流行りのリモートワークってやつだ。
べべ君のことを知らない人のために、ちょっと書いておくけど、社長命令で日本一周中の彼だが、ただのひょうきんな人ではなく、きちんとした新卒サラリーマンだ。
見た目とは裏腹に、真面目で礼儀正しいし、挨拶とかめっちゃきちんとしてたし。
すぐボケようとする癖はあるけど、基本真面目だ。あと、声が割と高め。
徐々にペイントの全貌が明らかになってくる。しかし、18時を過ぎた頃には気温が下がり、風も冷たくなった。照明がないため、日没との勝負。
休憩することなく、塗り続けるコトカズさん。
ペン入れをする頃には完全に暗くなり、車のライトで照らしながらの作業。
べべ君の顔のペン入れが完了したところで一時中断。日没までに終わらず、明かりを確保できる場所ということで、コトカズさんの実家の駐車場で作業を再開。
21時過ぎまで大町家でペイントは続くものの、べべ君が「餓死する」というタイミングで、この日の作業は終了。
コーンもつ鍋でおもてなし
大橋にある有名な「赤門屋」のコーンもつ鍋をお恵み。
べべ「めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
福岡のもつ鍋が想像を超えて、しばらく日本語が出てこなかったべべ君。
コーン入りのもつ鍋初めて食べたけど、美味かった。
もつ鍋のあとは、別の店でデザートを食べ、午前1時頃解散。
べべ君は大町さんちにホームステイし、翌日サンディエ号へのペイントは完成するのである。
完成したペイントがこちら
(出典▶️http://liginc.co.jp)
LIGの記事では、その日のうちにサクッと完成したっぽくなってるけど、実は日をまたいでいる。
総製作時間はおそらく10時間くらい(多分)。
LIGブログに載ったことで、イケメン似顔絵師が太宰府を飛び出したぞ
(出典▶️http://liginc.co.jp)
今回の企画で、太宰府の似顔絵師が全国に飛び出しました。
仕事の影響とかは知らんけど、実績としては面白いですよね。
他県から太宰府に旅行に来た人が「似顔絵ショップ行ってみよう」ってなる可能性は絶対上がったはず。そう願う。
似顔絵師の仕事ってマジでLife is goodだと思ったので、LIGブログに登場できてよかったです。
マイナス面といえば、これまで「福岡 イケメン似顔絵師」のキーワードで僕の記事がずっと一位をとってたんですけど、LIGの記事が出て一瞬で順位が落ちたことくらい。
いつも読んでるLIGブログの裏側をちょっと見れたのも、なんかジワっときました。
べべ君の日本一周シリーズって、写真いっぱい使ってるけど、三脚立てて一人で撮ってるんですよアレ。地味で大変。
1日に何人もの知らない人と会うのに、その時のエピソードとかをサクッと読みやすくコンテンツ化するって凄いなーと思いました。
読み手はせいぜい1分2分で読了するのに、記事化するのに何時間もかけて、超手間ひまがかかっているのは感動しますね。
最後の方で名前も載せてくれとるし。お気遣いあざした。
もしも「車にペイントして!」という人がいたら、直接連絡してみましょう!!
- info@cotontoco.com【Mail】
- www.facebook.com/cotontoco【Facebook】
ということで、現場からは以上です。
※大町さん・COTONTOCO関連の記事もこの機会にどうぞ ^^