どうもマツケン(右)です。
今年の7月に次男が誕生し、現在3歳差兄弟の父親を担当しています。
3歳になったマイ長男(左)は、絶賛反抗期中。
次男が生まれてからは「赤ちゃん返り」のオプションも追加され、悪魔的なワガママ小僧と化しています。
次男に対しては長男のときの経験があるので、かなり余裕を持ってお世話できてますが
長男の年齢に関しては未体験ゾーンで、こちらの育児に日々体力と気力をもっていかれております。
それにしても二人育児の大変さたるや。世の中の全お母さんに対してリスペクトです。
で、今回は「反抗期+赤ちゃん返り」のコンボで、ワガママお化けになってしまった長男の話。
どうしたもんかなぁと、最近の彼のようすは大きな悩みだったんですけども、この案件について夫婦で会議をして、そこで出た対処法を試した結果、抜群に効果があったのでここで発表しておきます。
- 実施した日数は一日だけ
- 我が家の長男だけ
- なので、明日はどうかわからない
という不確実な要素満載になりますので、参考程度によろしくお願いします。
わがまま→次男に対する長男の猛烈な嫉妬
まず、嫁と話してたのが、長男の猛烈わがままの原因。
- こちらの指示に対して全部否定したり
- 無意味に抵抗して大きな声を出したり
- よくわからん理由で泣き出したり
- 絶対今せんでいい”どうでもいいこと”に固執したり
もうとにかく大変ですよね。
で、こういう行動は【我ら両親の注目を集めるため】ってのが根底にあるよねー、ってなりました。全てのアクションがそうじゃないにしても、絶対その要素はあるはず。
授乳やおむつチェンジで次男が泣くたび、全ての物事が中断して次男へ向くので。
長男からすると、これまで経験したことのない【後回し感】を毎日味わってることになるので、そのストレスたるや相当のものです。
その結果、無駄な行動、無駄な抵抗で注目を集めにきます。
まあ、こんなことは育児系の雑誌やサイトとか、公演してるおばさん先生が言ってる”当たり前”の情報ですね。
長男の目線で考えると、父・母の注意は次男に集中しまくってる、僕は?という感じ。
僕と嫁と子どもたちがほぼ常に一緒にいる、という状態ですが、長男にとってその状態は求めてるものと違うらしく
次男が常に最優先される環境そのもの、がストレスになっているようです。一緒の空間にいるだけでは不十分ということ。
自分(長男)が求めているものは、父・母の独占。
「独占」という書き方をすると、ちょっとアレですけどね。笑
で、今回嫁との会議で出た長男への対策は
【長男への接し方についてメリハリをつけよう】
ということになりました。そして、決まったら即実践です。
3歳児でも分かるくらいのメリハリとは
「メリハリ」ってのは、長男が僕ら親を独占してる(と思える)状態を作ること。
3歳児でもはっきり分かるくらいのメリハリをつけるためには、結局、次男がいない空間で過ごすのがてっとり早いです。
とはいえ、次男を置いていけないので、僕が長男担当で外出・嫁は次男担当で家、という形のバディ制度で対応してみました。
僕と長男は、ストライダーの練習をしに近所の公園に出かけて遊びました。
このときポイントだなーと思ったのが、長男に「何をするか」「次どうするか」を全て決めさせたこと、かな。←わがままではなく、主導権を握らせる感じ。似てるようで全然違う。
ストライダーで遊んで、ブランコ漕ぎまくって、滑り台したところでちょうど疲れたらしく「もう帰るわ」と言ってくれた(やったー)ので、トータルで1時間ちょっとの外出でした。
僕は、僕で楽しむためにGoProをポケットに忍ばせて、パシャパシャ撮影して過ごしました(楽しい)。
いつもとは違う行動パターンを取り入れたんですけど、この日の夕方から夜寝るまでの流れが、全てイメージ通り。びっくりするくらい。
寝かしつけに至るまで、ここ最近ものすごいエネルギーをもっていかれてたのに、嘘のようにサクッと爆睡するじゃありませんか。
もちろん、昼間に太陽の光を浴びて体を動かしたことも、その要因の一つであるだろうけど、長男の雰囲気がこれまでと全然違いました。
この日たまたまこうなったとは思えない変化。だから、このテーマで書こうと思ったんです。
今回は、僕と長男の組み合わせだったんですけど、このパターンが続くと刺激がなくなるので、今後は組み合わせを変えたり、
次男を預けた状態で、僕・嫁・長男の三人の時間を作ってあげたいなー(次男よ、すまない)とか考えてます。
半日とか、何時間とか長くなくてもよくて、それが1時間未満だったとしても、そういう時間がしっかりあった1日と、ゼロでは長男のストレスメーターの溜まり方には、きっと雲泥の差があるだろうと。
それがこの笑顔なのかなーと。メリハリをつけて、確実に愛情はチャージされます。
「何のために子供が欲しかったのか」と考えたら胸がスッとした
我が家の場合は、僕が全てを放棄するというリスクをおかしてまで、育児をやっている特殊ケースでして
子育てに関するほとんどのことを僕と嫁の二人で対応できてるんですが、この恵まれた環境でもそれ毎日なかなか大変なので。
色々世話しながら「これ、一人やったら無理じゃね」って思うこと多々あります。
イライラを子供にぶつけることもあるし、それでますます子供が反発して悪循環になったりするし、
常に二名体制で対応できる我が家でさえ、若干そんな感じになりつつありましたが、
そんなときは、自分自身に「何のために子供が欲しかったのか」という問いをしてみてください。
(せっかくここまで読んでくださったのなら)
騙されたと思って、今問いかけてみてください。
イライラをぶつけるためだったのか。
厳しく接することだったのか。
たぶん、違うよね。
僕の場合だと、この画像のように、可愛くて可愛くて仕方がない我が子と一緒にニコニコ笑って過ごすこと、です。文章化するとかなり恥ずかしいが。
感情に任せてガーッと言うことは、これまでに何度もあるし、これからも絶対あるだろうけど
その前に必ず、「何のために子供が欲しかったのか」という問いかけをすれば、一旦冷静さを取り戻せる気がします。
だいたいプンプンした状態って、マジで疲れますからね。
ガミガミときつい口調でしゃべるのは、コスパ悪い。まして相手は3歳児なので、理解できる言葉に限りがあるし、泣くし。
イライラをぶつけそうになったら、「何で子供ほしかったの?」って自分に聞いて、考えてみてください。
今、口から出そうになった怒りの言葉が、ちょっと消えるかも。(消えないときもあっていいと思います)
以上、我が家の場合の”現時点における”長男猛烈反抗期の対処法の発表でした。
みんな、がんばろう!
我が家もがんばる!
編集後記
ということで、慣れない育児ネタの記事を書いてみました。
言うことを聞かない子供へのイライラを我慢して、無理やり飲み込んで、正気を取り戻したテイで
時間をたっぷりかけて、ただひたすら優しく問いただす、理解させる、っていうあの理想のパターンあるじゃないですか。テレビとかで専門家がドヤ顔で話すやつ。
いっつも思うんですけど、このパターンが上手くハマったのは、たまたまオタクの子供がお利口さんだったからだよ、と。
彼らのエピソードは参考にならん過ぎます。はい。
んーーなんか書き出したら、2時間くらい手が止まりませんでした。ダダダーっと書いたので、ずいぶん読みにくい文章になってると思います。すいません。
でも、こういう「吐き出す」感じの記事だったら、週一本くらいで書けそうだなー、育児ネタ。
この記事は、今の僕の家族環境と似た「二人目生まれたんだが、長男(長女)がマジ大変だわー」っていう人が読んでると思うんですけど
育児に追われると、心身ともに消耗します。
自分のことなんて二の次、三の次。人数が増えれば四の次、五の次。
僕なんかは十の次ぐらい、後回しになってます。笑
しかし、目の前のことがどんなに大変でも、そんなのお構いなしに時間と世の中はグルグル回ってるんですよねー。
一人で一人の子供を世話するのも、大概大変なことですけど、さらにこれが妊娠中で具合悪いなかの世話だったり、出産した後二人同時に世話する場合だと、もうお手上げだと思います。
ハッキリ言ってそれが普通よ。キャパオーバーになってることを一人でやりきろう、っていうブラック企業みたいな感じになってるので。
その状況を歯を食いしばって一人で戦うのもアリだと思うけど、周りの人の力を借りて全然OKだと思います。どんどん借りよう。どんどん甘えよう。
今こそ助けを借りて、甘えるときです。
もしも、周りの助け(助けの定義がアレやけども)が借りられない場合、発散する場がない場合は、僕みたいなブログがあるとGOODです。
かなり発散の場になるし、思考を整理できるし。書いたことが誰かの役に立つ場合もあります。
↑この記事は、まさにそれ。当時は、とても不安で大変だったけど、このとき体験して感じたことは、同じような経験をされてる最中の親御さんに読まれてたりするので。
次男が成長する過程でも、同じようなことが起こりそうですが、この動画を見れば一発で初心に返れそうなので、こういう動画を作っておくのも手ですね。
ということで、編集後記も長くなってるので終わります。
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。