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武井壮メモ「大学生が社会に出るために準備すべきこと」

takeiso001百獣の王こと武井壮さんが「武井壮しらべ」の最終回で、大学生からの質問への回答が素晴らしすぎて、胸が熱くなりましたので紹介させて頂きます。

大学→就職という年代のにならず、人生で何か行き詰まったり、モヤモヤしてる人は、ぜひ武井さんの考え方や生き方に触れてみるのがオススメです。

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武井壮さんの冠番組である「武井壮しらべ」の最終回の舞台は、ご自身の母校である神戸学院大学の陸上部のグラウンド。

陸上部の後輩にあたる視聴者が番組にハガキを送り、現役大学生と触れ合うという形で一緒に走ったり練習したり〜という流れのラストに、武井さんが現役大学生からの質問に答えるというシーズンでのことです。

「陸上を辞めたいと思ったことはありますか?」

など、競技に関する質問もありましたが、一番刺さったのが

現在大学三回生(年生)で、これから就職活動を控えてるという学生さんの質問。

「社会に出るために大学生が準備すべきことは何か?」という、
大学生なら誰もがぶち当たらなければならない壁のようなこの質問に、とても分かりやすく回答されていました。

僕は現在30歳ですが、大学3年のときにこの言葉を聞いていたら、きっと大学生活の質は変わっていただろうと思います。

あまりにも刺さったので、ノートに全文書き起こしました。何回も見るために。

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大学四年間は、人生の中で一番色んなものが手に入れられる時間

俺が大学生の時は、就職する気は無かったんだけど、『何か手に入れないと』って思ってたの。

皆は部活とかあるから授業めんどくさいでしょ?行くの。
練習しんどいから『もう今日は授業いっか』とかさ。
そういう事をすごい考えるでしょ?

でも大学の四年間っていうのは二度と返ってこないぐらい色んなものが手に入れられる時間だと思うのね。

皆が今以上に好きなものを好きなだけ手に入れていい時間っていうのはやって来ないと思う。

まさしくその通り。

教育の過程で、すべてのスケジュールを手中に収められるのは、大学に在籍してる期間だけ。幼稚園・小学校・中学校・高校まで、僕たちの生活はすべて、学校側に決められたスケジュールを軸に作られてきました。

その縛りから解放されるのが”大学”。時間割を自分で作れるということで、多くの人が自分の思いのままに過ごすことができます。

僕もサークルでダンスの練習するのが第一優先で学校に行ってましたし、授業はその“ついで”という感覚。それがまかり通るのも大学の良さではありますが…

大学=宝石箱

あのキャンパスには、それぞれの学問の分野で社会に認められた色んな先生がいて、その人たちが「好きなだけ学んでいいですよ」って皆にプレゼントくれる場所なのよ。

値段つけられないような、宝石がいっぱい入った宝石箱を渡されているようなもんだと思うのね。

それを「ポケットに入れてもいいよ」って言われてんのに、入れるか入れないかを決めるのは君たちの勝手っていう。

大学の勉強=卒業のための単位

くらいに考えていた僕には、頭が痛くなるような話です(苦笑)

大学の教授って、その分野における超スペシャリストなわけで、弁護士みたいに会うだけでお金かかるレベルの人なのに、授業以外で会って話を聞くなんてことは、在学中ただの一度もございませんでした。

法学部出身ですが、単位さえ取れればOKというスタンスだったし、大学の勉強ってのはダンスの時間が減る“邪魔なもの”でしたから。

志望大学を決める時点で、この考えが頭にあればなぁ〜と思います。

僕にとっての宝石は、在学中に仲良くなった“友達”以外になく、勉強とか知識面における宝石はノールックでした。

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就職活動のタイミングで後悔しないために

だから卒業するときに、ポケットに何も入ってない自分で就職活動して、『あなたの会社にこういう魅力を持ってきました』って言っても「いや〜ポケットに宝石入ってないよね」って大人の人は分かるから。

この人がどうやって学生時代を過ごしてきたのかを見てるから。

だからこの四年間で、もう(宝石を)ジャラジャラ着けて「この子宝石まみれで来たな」って思ってもらえるように、卒業の日を迎えるのが一番いい過ごし方じゃないかと思うね。

『そうなりたい』と思う気持ちで毎日練習してほしいと思うし、練習以外の時間で自分が使う時間も、練習と同じ熱意で過ごしてもらいたいと思う。

大学生活って、縛りからの解放を正式に認められた最強の身分だと思います。

「学生」という身分が国から保証され、身体は大人なのに通信も交通もあらゆる分野で学割バンバンきくし。

1日24時間を、こんなにも自由に過ごせる時間はないですよ。頭のネジがこんなに緩められるのは、後にも先にもこの4年間だけ。

しかし、3年を過ぎあたりで自分の将来を決めなければならなくなります。

就職活動がスケジュールの中心になり、エントリーシートを書いたり、履歴書書いたり、面接受けまくったり。

その時に、ハッと気づいてしまう。

『履歴書に書けることが何もねー』と。

『インターンいっとけばよかった』
『バイトしかしてねー』
『ダンスしかしてねー』

時間がたっぷり使えたはずなのに、大人に胸を張って言えることが見つからなかったりする場合が多いと思います。

僕はもう大学に行くことはないと思いますが、自分に子供ができて、子供が大学に進学する場合、この話を100回くらい聞かせた上で応援したいですね。僕みたいに、大学にダンスだけしに行くようだったらケツを蹴っ飛ばしてやりたい。

 

武井壮さんは、動物を倒しまくって丸亀製麺のうどんばっかり食べてるイメージがありますが、こういった真面目な話が面白くてめちゃくちゃ勉強になります。

テレビに出てるタレントで、こんなにも影響を与えてくれる人はいないです。

そんなわけで、武井メモは僕のライフワークとして、これからも続けていきます。

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コメント2件

  • Comments ( 2 )
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  1. 武井壮、本当、神です。
    命の恩人です。

    現代の、モーゼじゃないかな
    偉人の生まれ変わりかも

    • 武井壮さんって、フィジカルが注目されがちですが
      実は思考や在り方が凄まじいですよね。

      人類の偉人の良いところを全部集めて一個にしたのが
      百獣の王武井壮かもしれませんね^^

      総理大臣になってほしいですわ。

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