石膏ボードの壁面に釘をガシガシ打つのは、賃貸は言うまでもなく、持ち家でも気が引けますよね。
無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズは、壁への負担を最小限に抑えつつ、シンプルな家具を取り付けることができる優れもの。
取り付け方もスーパー簡単で、DIYの経験がない人でも大きく失敗することないです。よっぽど雑人間でなければ大丈夫。
¥1990 長押(なげし)44cm[オーク材]
随分前の良品週間のときに購入していたこちら。44cmと短いタイプです。
中身は、長押本体・金具2つ・ピン4本・取説・設置ガイドとシンプル。
設置場所が決まらずに、数ヶ月塩漬けになってたんですけど、今回は模様替えした作業部屋の一角に設置することにしました。
44cmの短い方の長押でも、本体はズシッとしてます。無印の木のやつって、なんか落ち着きますよねー。
裏面には取付時の細工が施してあります。真ん中の空間が何を意味してるのかは不明です。軽量化かな?
【ポイント】設置ガイドを壁に貼るときに全て決まる
この長押の設置手順は以下の通り。
①設置ガイドを壁に貼る
②2つの金具をピンで固定する
③長押をはめ込む
設置ガイドをビシッっと真っ直ぐ(水平に)貼ることさえできれば、こっちの勝ちなので、最初の工程は時間をかけてやりましょう。
金具を固定するのも、ガイドに載ってるシルエットに合わせるだけなので、悩む必要も微調整も不要。
では、実際に取り付けていきます。
いざ設置(5分)
予め決めていた位置に、設置ガイドの用紙を貼ります。一発で決めようとしないで、まずなんとなーく貼って、そこから微調整をするのがオススメ。
用紙の位置が決まったら、長押を当ててみて、水平を確認しておきましょう。iPhoneのコンパスのアプリは便利。
次に金具を固定します。ガイドの上から金具を当てて、固定用のピンをぶすりと挿し込みます。
ピンの頭には向きがあるので「△」マークが上向きになるように挿します。
プラスチック製のピン抜きが付いてましたが、これは将来別の場所に移動させるとき必要になりそうなので、一応保管しておくことにします。
金具をピンで固定したら、長押をはめ込むだけ。長押裏面のところに、固定金具のフックがひっかかるので、そこにハメて横にスライドするだけ。
水平などの最終チェックが済んだら、最後にガイドを上から引き抜いて完成。かんたん。
機能的
適当にモノを置いてみたんですけど、ピンで固定してるだけとは思えないような安定感です。
本体にしっかり重さがあるため、グラつく気配が全然ない。ゼロ。
耐荷重6kgなので、S字フックなんかをつければ、荷物入りのバッグも楽勝で引っ掛けることができます。
ディスプレイするものがなくても、この長押を付けただけで退屈な白壁のアクセントになるし、置いたり引っ掛けたり、自由度も高いです。
画鋲で程度のキズでこれを実現できるのは画期的だし、この設置ガイドも画期的。
コスパがいいとは言えないけど、木の質感もしっかりしてるので気に入りました。無印の「壁に付ける」シリーズは色んなバリエーションがあるので、今後も買い足しそう。
そして最後になりましたが、長押の読みは”ながおし”ではなく【なげし】なので、よろしくお願いします。