僕は、大学卒業して2週間後にワーホリで海外に行き、7ヶ月間という短い期間ですが日本を離れて生活をしていました。
2015年から遡ること8年前になります。
渡航先はオーストラリアで、シドニーに拠点を置いて生活をしていました。ちょっと昔ですが、当時の体験談を交えて紹介したいと思います。
少ないとは思いますが、ダンサーの中にも『ワーホリ行きたい』と考えてる人っているんじゃないでしょうか。
僕はオーストラリアの滞在経験しかありませんけど、ダンサーがワーホリ行くならオーストラリアをオススメしたいと思います。
タイトルにも「日本と同じ雰囲気でダンスできるの?」とありますが、答えは『できます』です^^
安心してください。
まずは僕の話をちょっと
※興味ない人は、下に飛んでくださいませ。
世界地図を見てもらうとわかりやすいですが、オーストラリアは広いです。スーパー広い。
どこに拠点を置くかで、会う人も変わり、どのようなワーホリになるかが大きく違ってきますので、場所選びは慎重になると思います。
8年前の僕はというと、あんまり深く考えてなくて(笑)
『英語喋れるようになりたいなー』
『海外で生活してみたいなー』
『日本を脱出したいなー』
とか、考えていたのはそれくらい。
前年(2006)に、親しい友人のHくんが大学を休学して渡豪し、最初に滞在したのがシドニーだったので、僕もシドニーにした、というくらいこだわりがありませんでした。
オーストラリアの中じゃ大きな都市だし、観光できるとこ多いし、エージェントからもらった資料とか見てみると、なーんか良さそうな雰囲気だったので。
とりあえず語学学校に通いながら、生活の基盤を作る感じで、落ち着いたらダンスできるところ探そう〜というくらいゆるゆるだったんですけども、予想をはるかに超えるほどあっという間に、オーストラリアのストリートダンスシーンにたどり着きました。
渡豪して2週目にはスタジオ見つけてレッスンに通ってましたからね。普通の人なら、まだホームステイしてのんびりしてる頃です。※ホームステイ先がハズレすぎて、2週間の滞在予定を5日目の朝で脱出した話はまた次の機会に回します。
現地のダンサーとも多く知り合えて、滞在期間の7ヶ月はダンス中心で過ごすことができました。
スタジオのオーディション受けたり、イベントとかも出たし、バトルも出た。(日本の活動より充実しとるな)
同時期にオーストラリアにやってきた日本の人(ダンスやってない)とは比較にならないほどの早さで、ローカルの環境に溶け込めたのではないかなーと思います^^
練習場所で仲良くなった現地のダンサー(クソ金持ち)の家に住まわせてもらったり、ダンスやっててよかったですよ。
“シドニーがおすすめ”の5つの理由
シドニーには日本人ダンサーが主催しているスタジオがあり、レッスンの体系も日本のものと同じ。
シティ内(街の真ん中)にも、郊外にもあります。
インストラクターの人も、日本人とローカルの人。
渡豪したばかりで英語力に自信がなかった僕は、日本人の人がダンスやってる時間に突撃してました。英語話さなくていいし。
『レッスン受けたいんですけど〜』って、恐る恐る話しかけたら、「今日夕方にオーディションあるから(タダ)受けてみたら〜」と言ってくれたので、オーディション受けて、合格するという 笑
オーストラリアのダンサーで、知らない人はいないくらい有名な日本人が教えてくれるスタジオなので、現地のダンサーも多く、外で練習場所とかに通ってるうちに一気に友達が増えました。
日本でレッスンとか持ってるレベルの人だったら、現地のスタジオでレギュラーのレッスンやワークショップできる可能性もあります。
ワーホリ=バイト
というイメージですが、得意なダンスで生活費を稼ぐことも可能なんですよ。
“バスキング”という路上パフォーマンスで稼ぐダンサーもいるみたいですね。
ブレイカーやポッパーなどは、ソロでも行けそう。
ざーっと書いちゃったんで、整理すると
- 日本人ダンサーがスタジオ運営してる
- 場所はシティのど真ん中なので通いやすい
- レッスンは英語。でも受けてれば言葉の意味は分かる
- 現地のダンサーが多いので、ネイティブの人と話す機会が圧倒的に増やせる
- ダンスの実力次第では、レッスン持てるかも。バスキングで稼ぐ猛者もいる
また、日本全国からいろんなダンサーがシドニーにやって来る、とうのも面白いところです。
尊敬してやまない黄帝仙人さんのレッスンを受けてたポッパーと友達になって、あの胸出しのやつとか習えたし。
福岡にいたら出会えなかった日本人ダンサーとも出会えた、というのもおすすめポイントです。
定期的にダンスイベントも開催されていて、日本のスタジオでいう発表会のような感じで、エントリーすればパフォーマンスすることができます。
現地のダンサーとチームを組んで、ショーに出たりコンテスト出たり、ガッツリ活動してたダンサーもいましたからね。羨ましかったです。
田舎よりも、ダンサーの多い都市を拠点に生活することで、ダンスの環境も圧倒的に作りやすくなります。
僕はシドニーを拠点にしていましたが、メルボルンも同じくらい栄えている感じでした。(←一人旅した)
僕の後輩が、現在メルボルンで働いています(ビジネスビザ)が、ダンスばりばりやってて楽しそうに過ごしてます。
まとめ
「就職もしないといけないけど、海外で生活してみたいなー」
という大学生ダンサー向けのような内容になってしまいましたが、就職を1年遅らせてでも、ワーホリに行った方がいいよ〜と僕は思っています。
なぜなら、ワーホリでの全ての経験で、タフになったから。
今フリーで生活してるのも、ワーホリの経験がきっかけになってますし、正直楽しくないことも沢山経験しましたが、生活の一部にダンスがあったからこそ、耐えられたのかなーと。
今現在の英語力とかどうでもいいので、興味があって、熱意があって、お金があるのなら、ワーホリに行くべきです。
ダンサーは特に有利。マジで。
特にこれといって実績のない僕でも、オーディションに受かるし、現地のダンサーが興味を持ってくれたので。
ワーホリの生活の中にダンスをメインに組み込みたい、のであればシドニー(orメルボルン)かなーと。
旅がメインなら、逆に都会は外すべき。結局、あなたが何を軸にするかによります。
自分でアクションを起こせば、ダンスの環境はあっという間に作れますから。
ただ最近のオーストラリアは“物価が異常に高くなってる”という懸念材料があるので、そこは自分のアレでアレしてくださいませ。
ちなみに僕が行く前の年は、1ドル70円台だったのに、僕が行ったときは1ドル100円以上で、過去最高に上がってたときでした。生活費クソ高くて、滞在期間が短くなったので。
安くはない(むしろ高い)けど、環境的にはホントおすすめなので(^^)/
コメント失礼します!
なんて名前のスタジオでしたか?
(今存在してるかは分かりませんが)チャイナタウンのDancekoolというスタジオに通ってましたよ^^
今は昔と比べてスタジオの数が増えてますので、いろいろ探してみてくださいませ!